転職を考えていなくてもやっておきたい4つのこと
マーケットの変化、それに伴う人材需要の変化、自分の立ち位置を客観的に把握しておくことは、キャリアプランニングにおいて欠かせません。そのため、すぐに転職を考えていなくても、常日頃からやっておいた方が良いことが4つあります。
職務経歴書(レジュメ)の作成とアップデート
転職を考えているかどうかに関わらず、職務経歴書を作成し、定期的にアップデートを行いましょう。一度作成して放置している人も多く見られますが、定期的なアップデートは、仕事の成果を振り返り、次のステップを考える役に立ちます。
また、売上や成果の記録はリアルタイムで行っていたほうが、後から情報を探し出す手間が省けます。また、職務経歴書が常に最新の情報に更新されていると、転職を検討し始めた時の動き出しもスムーズです。
半期に一回、年度末に一回など、タイミングを決めて定期的に更新すると良いでしょう。いつ更新するかを決めて「仕組化」してしまうことが、漏れなく行うポイントです。転職サイトに登録している人は、同じタイミングで情報を更新することをおすすめします。
転職エージェントとの面談
転職エージェントは、転職する時にしか相談できない場所ではありません。転職トレンドの情報収集、今後のキャリアプランへのアドバイスなど、いつでも気軽に相談してみましょう。
自分の所属する業界/職種に強い専門の転職コンサルタントを見つけて仲良くなり、定期的に情報交換の機会を設けることがおすすめです。社内での評価は、市場での評価とは異なることがあります。自分の市場価値を把握することは、キャリアのマイルストーンを正しく設定するためにも有効です。
多くの企業と取引のある転職エージェントだからこそ知っている情報もあるため、井の中の蛙になることを防げます。
本、メディア、SNS、イベントからの情報収集
これについては言うまでもないかもしれません。優秀なマーケターがどの様なキャリアを歩んできたか、日々何を考えどの様な取り組みをしているのか、様々なメディアで多くの情報が公開されています。
キャリアアップを目指す人も、キャリアに悩んでいる人も、成功者の軌跡をたどったり、同じポジションのマーケターの動きを観察したりすることで、得られる気付きがあるでしょう。
編集部追記:MarkeZineでは「現在活躍しているマーケターのターニングポイント」や「白メガネ野崎が突撃!次世代のトップランナーに聞く新時代のキャリア形成」でマーケターのみなさんにキャリアにまつわるインタビューをしています。
社内外の上司や同僚との交流
自分の強み、弱みなどを一番良く知っているのは一緒に働いたことのある人たちです。現職の上司からは定期的な面談でフィードバックを受けていると思いますが、他企業に所属する、前職の上司や同僚との交流は、社内にない新しい視点の発見につながります。
