SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究(AD)

コープこうべがb→dash導入により推進する「持続可能な社会の実現」と「CX向上」

 顧客満足の獲得や収益の向上といった従来からの事業運営の観点に加え、「SDGsへの貢献」を柱の一つとした事業を展開する団体や企業が増えてきている。兵庫県と大阪北摂エリアを中心に事業を展開する「生活協同組合コープこうべ」においても、コープを利用する「組合員の満足度向上」と、「SDGs目標への貢献」の両立を目指している。この両立を実現するために、コープこうべが取り組んでいるのが“データ活用”だ。具体的にデータを活用することでどのようなことを実現しようとしているのか、インターネット・デジタル推進担当の浜地さん、向井さん、宅配事業担当の川崎さんに話を伺った。

店舗と宅配の2軸で生活者を支えるコープこうべ

――まず、生活協同組合コープこうべの事業概要を教えてください。

浜地:コープこうべは、兵庫県と大阪の北摂エリアを中心として、1921年から活動している生活協同組合です。エリア内で170万世帯以上の組合員様がいらっしゃいます。店舗事業と、食材を宅配する宅配事業の2事業を展開しており、これらの事業を通じて持続可能な社会、暮らしやすい地域を作るための活動や、その仕組み作りを行っています。

生活協同組合コープこうべ インターネット・デジタル推進 統括 浜地研一氏
生活協同組合コープこうべ インターネット・デジタル推進 統括 浜地研一氏

――データを活用することで、具体的にはどのようなことを実現したかったのでしょうか。

浜地:コープこうべでは、店舗、インターネット、スマートフォンアプリを通して、多くの組合員様に食料品や家庭用品をお届けしているのですが、中でもスマートフォンアプリの「コープこうべアプリ」は、毎週12万人以上の方が注文に訪れるため、良質なトラフィックがあります。

コープこうべアプリでは、宅配を注文する機能のほか、組合員証をスマホに登録できる機能などがある
コープこうべアプリでは、宅配を注文する機能のほか、組合員証をスマホに登録できる機能などがある

浜地:このトラフィックのデータを分析し、宅配と店舗をどのような形で利用されているかを把握し、次にその分析をもとに、宅配でおすすめするべき商品や、店舗でおすすめするべき商品を組合員様にご案内するといった利便性向上施策や、コープの店舗の商品品揃えに反映させる、といった施策を実施したいと考えていました。

 加えて、コープこうべは、ボランティアや環境活動を行っていることもあり、そうしたデータも含めてデータを統合することで、地域や社会に貢献するデータ活用施策を実施したいという想いもありました。

次のページ
「専門知識なし」で施策に必要なデータの統合を実現

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2021/10/27 19:10 https://markezine.jp/article/detail/37034

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング