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レスポンスの魔術師が指南!今から使える“売れる”ネット広告実践ガイド

【売れるネット広告】99%の広告主が犯す失敗の回避法とは


コストを抑えるために必要なこと

 広告代理店には媒体コストを交渉させるべきである。一部の大手媒体社は一切値引きしないというポリシーを持っているが、その他の媒体社では交渉可能な場合が多い。ただしここでポイントがある。多くの広告主は複数の広告代理店を競争させることで、コストを抑えられると思っている場合が多いが、これは大きな間違いである。複数の広告代理店を使うと逆に媒体費が高くついてしまうのが実態だ。

 実は1つの広告代理店に絞り、任せる方が確実に媒体コストは安く抑えられるのである。

印刷会社ならあらゆる会社に競争させてコストを下げるのはありだが、媒体の場合は“買い付け先が同じ”だという事を理解しておかないといけない。例えばある媒体メニューを値引きしてもらう交渉を媒体社にしたいとする。仮に3つの広告代理店から同じ媒体社に価格交渉が入った場合、媒体社からすると「3社の代理店から打診があったので値引きしないでも売れるだろう」という解釈になり、“同じ条件”しか各広告代理店に出さない場合が多い。しかし1つの広告代理店から価格交渉すると、発注をもらうために値引きをする媒体社は多い。

 これはインターネット広告に限らずテレビや新聞など他のあらゆる媒体で同じ“からくり”である。本来は当たり前のような話だが、これに気付いていない広告主は本当に多い。

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成功するインターネット広告の裏にあるもの

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この記事の著者

加藤 公一レオ(カトウコウイチレオ)

株式会社 売れるネット広告社 代表取締役社長

1975年ブラジル・サンパウロ生まれ、アメリカ・ロサンゼルス育ち。西南学院大学経済学部卒業後、三菱商事株式会社に入社。その後、Euro RSCG Tokyo、株式会社アサツーディ・ケイ(ADK)にて、一貫してインターネットビジネスを軸としたダイレクトレスポンスマーケ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/03/26 11:21 https://markezine.jp/article/detail/3742

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