NHKは現在、総合テレビと教育テレビで、テレビと携帯双方に同じ番組を放送するサイマル放送を実施しているが、ワンセグ放送受信可能端末が2500万台と急速に普及していることや放送法改正を受けて、2009年4月からワンセグ独自放送を開始する。
独自番組は、教育テレビサイマル放送の一部に編成され、総合テレビのワンセグサイマル放送は、これまでどおり継続する。独自放送の内容は、テレビ放送と通信画面が同居している携帯の特性を活かした、放送と通信が密接に連携するものになるという。
若者のテレビ離れが指摘されているが、NHKは携帯でワンセグ放送を見ている30代以下の若い世代に向けて番組をアピールしていくメディアとしてワンセグを活用していきたい考えだ。
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