地球温暖化をもたらす温室効果ガスのひとつがCO2(二酸化炭素)。自分では削減が困難なCO2を、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量など(クレジット)を購入することで相殺する「カーボン・オフセット」が、携帯で手軽に利用できるようになる。
ジーコンシャスが5月24日からスタートする「CarbonPASS ケータイ」(http://CarbonPASS.jp/)では、「ホーム(家庭)」「ドライビング(車)」「フライト(飛行機)」の各メニューから、CO2排出量を無料診断。算出したCO2をオフセットするためのチケット「CarbonPASS(カーボンパス)」の購入をすることができる。
排出権の価格は、1トン当たり4,200円で計算、手数料1,050円が加算される。カーボンパスを購入すると証書とステッカーが送付され、オフセット総量は政府の排出権管理口座へ移転、償却し、京都議定書削減分に算入される。
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