Instagramは、フィード投稿として15分以下の動画をシェアすると、リール動画としてシェアされるテストを日本とインドネシアの2ヶ国で始めることを発表した。
今回のテストでは、対象の利用者がフィード投稿として動画をシェアしようとすると、15分以下の動画がすべてリール動画として投稿される。リールと同様に、動画への音源(60秒以下の動画のみ)やスタンプ、テキストなどの追加が編集ツールで行える。また、利用者のアカウントが公開設定の場合、動画がリール専用タブに表示される可能性もある。そのため、より多くの利用者に動画が発見される可能性がある。
また、15分以上の動画(最大60分)を投稿する場合は、リールではなくInstagram動画としてシェアされ、プロフィール上の動画タブに表示される。また、Instagramライブ、ストーリーズ、ライブ配信のアーカイブ動画に変更はなく、15分以下であってもリール動画としては表示されない。
Instagramは2021年10月より、フィード動画とIGTV動画を「Instagram動画」として統合。今回のテストはこれに続くもので、動画コンテンツの発見・投稿という体験をよりシンプルにするために実施される。
Instagramは、日本とインドネシアで段階的にテストを実施し、利用者からのフィードバックを踏まえて、他の国にテストを拡大や本格的に導入を決定する予定だ。
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