Twitterが動画広告配信の選択肢に
MZ:今回の施策を通じて、どのような学び・気づきが得られましたか。
小寺:まず、Twitterの動画広告が持つパフォーマンスの高さを理解できたのは大きな学びでしたね。同時期に配信した他の動画プラットフォームと比較しても同等以上の成果が得られました。昨今はテレビCMとデジタルの動画プラットフォームで連動した広告配信が増えていますが、その選択肢にTwitterも常にプランニングに入れていかなければならないと今回の結果を見て感じました。今回はWebだけでしたが、今後はテレビCMとTwitterを連動させた施策にも挑戦したいです。
また、テレビCMの出稿にはそれなりの予算が必要になるため、Webのメディア・プラットフォームでの動画広告活用と他Web施策との連携をもっと深めていきたいと考えています。これまで得意としてきた検索連動型広告で獲得を増やす際に、Twitterを含めたWeb広告で多くのお客さまの認知を集め、検索を促し、お申込みにつなげていく。テレビCM出稿のない時期も多くのお客さまに当社のサービスへ興味を持っていただき、お申込みいただきたいと考えておりますので、Twitterの動画広告は今後も活用していきたいです。
繁忙期にTwitterを中心にしたキャンペーンを検討
MZ:最後に今後の展望を教えてください。
小寺:今後はTwitterを中心とした施策にもチャレンジしたいと思います。2月~3月の新生活・引っ越しシーズンは電気料金プランの見直しが行われやすい時期で、通常その時期は様々なチャネル・お客さまとの接点でプロモーションを強化しています。そして、今回はハイシーズンが来る前にTwitterを活用したティザー施策を行い、指名検索の件数などを引き続きモニタリングしながら認知・検討を促していきたいと思っています。
また、Twitterに限らずWeb広告の配信できるメディア・プラットフォームは数多くあるので、今回のように新しい広告メニューや媒体の活用を積極的に行い、クリエイティブや訴求軸ごとに相性の良いものを見極めていきたいです。
最初はスモールスタートになると思いますが、社内で議論し仮説を立てて検証し、良ければ本実施していく。このように着実に成功事例を増やしながら、目的達成に向けたプロモーションの打ち手の幅を広げていきたいです。