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これからのBtoBマーケティングを考える

ウェビナーの参加者は1社・1名でOK! 営業商談の置き換えとしてのウェビナーを考える

ウェビナー講師は人間らしさを出して、自然体で話そう

 ウェビナーの講師になったら、自然体で話せたら最高であると思っています。講師の自然体な話に徐々に引き込まれる。そんなウェビナーができたら最高です。

 BtoBマーケティングの一環としてウェビナーをする場合、講師は社内の誰かが担当することになるでしょう。講師になると、プロのアナウンサーのように歯切れ良く、言葉の言い直しや噛むこともなく完璧に話すことを目指してしまいがちです。はたしてプロのアナウンサーのように自社のウェビナーで話すことが求められるのでしょうか?

 ウェビナーでもお客さまに営業訪問している時と同じ状態でお話しすることが一番だと思っています。

 BtoBの取り引きにおいて、お客さまは商品も比較検討しますが、その会社もしくはその営業を評価することも加味して購入先を検討します。ウェビナー講師の話し方から感じる誠実さや信頼感、この人から買うのであれば騙されないといった人柄が商品選定の一部になることも少なくありません。

 特に顧客獲得型のウェビナーの場合は、営業商談の置き換えですから、営業商談や営業説明の代替になることを目的として考えてみましょう。これまでの対面型の営業担当者のように、ウェビナー講師は一人の人間として、自分らしさを出してみましょう。

 お客さまの理解を深める営業トークをリラックスして話せたら、ウェビナー講師としての役割は成立です。もし、もっとウェビナーのトークに磨きをかけたければ、アンケートを通じてウェビナー講師のフィードバックや指摘点をいただきながら、ウェビナー講師の能力を磨いていきましょう。

 うまく話そうと意気込めば意気込むほどうまく話せないものです。少しくらい失敗してもいいや。くらいが、適度なセミナー講師のあり方だと信じています。多少噛んでもOK。営業商談の商品説明中でもそれくらいなら許せますよね。こう考えると、ウェビナー講師の候補者は、あなたの社内にも思ったほかいるのではないでしょうか?

【事例】動画から社長の人柄が伝わる三喜製作所

 三喜製作所は、東大阪のまち工場であり、当社製品「Kairos3」のご利用者さまでもあります。手作り感のある動画として社長がお話されると、商品だけでなく社長の人柄まで伝わってきます。

 動画を実際にご覧いただくと、社長自らの言葉で、自らのフォーマットで、そして自らのテンポで笑顔と誠意あるお話をすることの大切さを実感していただけると思います。

三喜製作所の動画

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この記事の著者

佐宗 大介(サソウ ダイスケ)

カイロスマーケティング株式会社 代表取締役
創業前の2011年からMAツールの開発を始め、2012年の同社創業と同時にMAツール「Kairos3」をリリース。同製品は広告宣伝費を抑えながら1,600社の導入実績を持つ。同社創業前は、シリコンバレーのIT事業会社にてPdMを8年ほど経験。それ以前は、アクセンチュアにて戦...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/03/31 08:00 https://markezine.jp/article/detail/38623

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