SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

SEO初心者が知っておきたいGoogle機能の基礎知識

先取りしよう!米国版のGoogle検索結果から得られる知見とは?

 Googleの検索結果には様々な機能があります。SEO対策に取り組む中で、知っておきたい機能を全7回にわたってご紹介。第7回は「米国版Googleの検索結果」についてです。普段あまり見ることのない米国版の検索結果ですが、日本の検索結果に先駆けてテストが実施されることもあります。SEOに取り組む上で、参考になる点がいくつもあるので、見てみましょう。

そもそも米国の検索結果って見ることができるの?

 こんにちは。ナイル株式会社の青木です。

 前回は「ユニバーサル検索」についてご紹介しました。

 Googleの検索結果にタイトルとURLだけでなく、画像や動画が表示されていることがあると思います。それがユニバーサル検索です。ユニバーサル検索は、ユーザーの検索行動による影響を受けており、画像の表示が多い場合は、その検索において画像を探しているユーザーが一定数存在するのでは? と参考にすることができます。

 第7回では、これまで見てきた検索結果の機能ではなく、少しテーマを変えて米国の検索結果を見てみましょう。

 結論として、米国の検索結果は日本にいても見ることができます。通常は、Googleの検索結果は位置情報を踏まえて表示されるため、日本からアクセスすれば日本のGoogle検索結果が表示されます。そこで、以下のURLを使用します。

https://www.google.com/?gl=us&hl=en&gws_rd=cr&pws=0

 このURLは地域を指定するパラメータ「gl」で米国(us)を指し、言語を指定するパラメータ「hl」で英語(en)を指しています。カッコ内を変更すればその他の国の検索結果や言語を変えた状態の検索結果を見ることができます。

 残りの「gws_rd=cr」はリダイレクトを無効にし、「pws=0」はパーソナライズ検索を無効にするパラメータになります。2022年4月現在では付けなくても見られましたが、特に理由がなければ付けておいて問題はありません。

米国の検索結果を見るメリット1:英語の調べ物が簡単になる

 利用するメリットは大きく2点あります。

 1.英語での調べ物が簡単になる

 2.先行導入されている機能を見ることができる

 1つめの「英語の調べ物が簡単になる」は、当たり前のような気がしますが、日本語のGoogleを使って英語で検索すると、すべて英語で検索しても日本語のページが表示されることがあります。

 SEOなどは英語のブログの方が詳しいこともあるため、こうした際に英語の検索結果を使用したほうが情報を探しやすい時もあります。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
米国の検索結果を見るメリット2:先行導入されている機能を見ることができる

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
SEO初心者が知っておきたいGoogle機能の基礎知識連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

青木 創平(アオキ ソウヘイ)

 ナイル株式会社 SEO研究所所長。大規模データベース型サイトなどの技術的に複雑なSEOのプロジェクトや、BtoBのサービスサイトにおけるオウンドメディアマーケティングなどを担当。2021年からはSEO研究所を立ち上げ、より成果に貢献するSEOを追求している。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/04/06 09:00 https://markezine.jp/article/detail/38711

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング