Integral Ad Science(以下、IAS)は、広告主がグローバルキャンペーンを統一的に把握できるよう、IAS Signal(管理画面)のレポート機能を強化したことを発表した。
これにより広告主は、独自に設定したキャンペーンのネーミング規則に基づいて自動作成されるカスタムフィルターを利用し、データを分析することができる。このユニファイドビューにより、地域、商流、キャンペーンタイプなどの範囲でデータを切り取り、分析することが可能となる。
さらに同社はレポート・ビルダーを拡張。タイムインビューから得られる知見と複数のオープンウェブ上の動画指標を新たに追加した。これにより、広告主は基本指標の検証を超えたパフォーマンスの評価が行える。平均視聴時間、視聴時間配分、一時停止/解除、音量アップ/ダウン/ミュートなど、一般的にユーザーのアテンションに付随して起こる指標をまとめた「アテンション指標」のレポートを作成できるオプションも追加した。
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