沖電気工業(以下、OKI)は、価値あるユーザー体験の提供に向けて、Yext(イエクスト)が提供する企業サイト内検索ソリューション「Yext Answers」の利用を開始した。
OKIは、自社サイトのコンテンツが増加し、サイト来訪者への効果的かつ効率的な情報提供をいかに行うかという課題に直面していた。同時に、コロナ禍に伴う対面・非対面のバランスがとれた営業活動への注力も急務となっていた。
両課題の解決として、AIによって企業サイト内の検索精度と検索体験を向上させるYext Answersを導入。顧客が求める情報を効果的かつ効率的に提供し、顧客満足度の向上、商品・サービスの購入促進を図る。
具体的には、まず、メールマーケティングで配信するソリューション紹介のランディングページに導入。訪問者が的確なソリューションや商品の情報を入手できるようにする。
自社サイト内のソリューションや商品の情報に加え、YouTube動画、外部サイトに寄稿している技術記事など、別ドメインや別サイトにある有用なコンテンツも検索対象にすることで、訪問者のユーザー体験を向上させる。
今後AI検索機能を利用することで、ランディングページ制作の負荷の軽減に加え、ランディングページ運用の効率化を検討していく。また、同社のイノベーション・マネジメントシステム「Yume Pro」紹介サイトでもYext Answersの試行を予定している。
OKIのマーケティング本部 販売戦略担当部長 鈴木 茂三郎氏は「Yext Answersは、AI機能により、顧客の求める答えと行動喚起(CTA)を促すだけでなく、検索クエリと、その検索結果の分析から新たな顧客インサイトの把握も可能にします。今回の導入により、メールマーケティングからインサイドセールス、フィールドセールスへのシームレスな営業プロセスを実現できると期待しています」と見解を示している。
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