マクロミルは定点観測調査データを基に、2022年のゴールデンウィーク前半までの消費動向を振り返った。
ゴールデンウィーク前半に食品関連の値上がりを実感
調査時点の1ヵ月前と比較して「値上がりした」と感じる品目を聞いたところ、ゴールデンウィーク前半に「パン」「牛乳・乳製品」「菓子」「外食費」の回答割合が増加。「ガソリン」の価格は引き続き高騰しているものの、値上がりを実感している人の割合は減少していた。
身の回りの景況感は上向き傾向
生活者の身の回りの今と今後の景気の良し悪しを聞く「景況判断」の項目では、行動制限のなかった2022年のゴールデンウィーク前半週に、指数が上向きへと変化した。
個人消費金額は昨年から約3,000円増
実際の支出(※)について見ると、ゴールデンウィーク前半の個人消費金額は平均19,125円で昨年よりも約3,000円増額。3年ぶりに同時期の支出額が19,000円台へと回復した。
※家賃やローン・公共料金・電話料金など毎月の支払いを除く
また「国内旅行」に行った人の割合は前年の約2倍となった。
【調査概要】
方法:インターネット調査
対象:全国20~74歳の男女1,000サンプル(マクロミルモニタ会員)
割付方法:令和2年国勢調査によるエリア×性別×年代別の人口動態割付
日時:毎週水曜日実施
機関:マクロミル
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