BrazeとTangerineは、戦略的パートナーシップを締結し、協業を開始した。
Brazeは、カスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Braze」を開発・提供している。同社は、ニューヨークに本社を置き、ベルリン、シカゴ、ロンドン、サンフランシスコ、シンガポール、東京にオフィスを構えている。
Tangerineは、「Tangerine Store360」などリアル行動データプラットフォームを展開。人流データや商品接触分析など行動データを可視化することで企業のビジネスを支援している。
今回の協業により、「Store360 SDK for Braze」の提供を開始する。
同サービスは、Tangerine Store360によってリアルタイム検知した店内行動・来店情報を、バッチ処理を挟むことなくリアルタイムにBrazeに連携。さらにBraze内で直接データの処理・キャンペーンの即時実行を行えることで、来店ユーザーへの高度なパーソナライズ・店舗分析の高度化を図る。
また、Brazeのリアルタイム性、Tangerine「Store360」の小売業界に特化した分析基盤など、両ソリューションの融合を図ることで、次世代の統合型小売りプラットフォーム構想の展開に向けたソリューションを共同開発・提供を推進していく。
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