継続のカギは、なりたい自分とやりたいことのイメージ
高橋 飛翔(以下、高橋): 勝ちにくい土俵で勝負するより、勝てる土俵を作る、選ぶべきだと気づき、その手段としてYouTubeを始めて見事に成功されたわけですが、YouTubeを7年ものあいだ継続できたのも勝因の1つと感じます。私だったら途中で飽きてやめてしまいそうで(笑)。継続していくのに、どのようマインドで臨んでいたのかが気になります。
石井 亜美さん(以下、石井):「続けなきゃ!」みたいに意識したことはないですが、イメージするのは大事かもしれません。私は、なりたい自分ややりたいことがあると、それが叶った姿を毎日シミュレーションしているので、それで継続できていると思います。モデルの仕事も、小学5年生のときになりたいと思ってから、それしか考えずに生きてきたんです(笑)。
また、YouTubeに関しては、見てくれる方が増えていって、更新を楽しみにしてくれたり、喜んでくれたりする反応が生きがいになっているのも大きいと思います。
石井 亜美(いしい・あみ)
1989年生まれ。東京都出身。サトルジャパン所属モデル。
「日本一親しみやすいモデル」として雑誌やCMで活躍するかたわら、美容関連の動画クリエイターとしてYouTubeチャンネルも開設。チャンネル登録者数は49万人以上。2020年に上梓した初の著書「日本一親しみやすいモデルが教える 太らない体のつくり方」(KADOKAWA)は、発売から1週間足らずで重版が決まったほど話題となった。
高橋:なるほど。一方で、有名になったことで心無い言葉を投げかけられたりして、途中で嫌になったことはなかったんですか?
石井:一度、動画がバズったときに、たくさんの心無いコメントが届いたことがあって、そのときはヘコみましたね。でも、そこを乗り越えたら「顔を出して活動していたら挨拶みたいなものなんだ」って思えるようになって、何も気にならなくなりました。気が強いし、鋼のメンタルなんです(笑)。