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「日本は動画広告のチャンスも大きい」グローバル広告事業責任者が語る、Twitter広告のこれから

マスク氏買収による影響は、そして今後Twitter広告はどうなる?

──Twitterと言えば、イーロン・マスク氏の買収に関するニュースが話題となりましたが、それによって広告事業への影響はないのでしょうか。

 現状、弊社の戦略を変更する予定はありません。現在の売上の大半は広告収益ですし、今後もそこを追求していきたいと思っています。今回日本で10数社のマーケターの方とお会いさせていただきましたが、これまで通りマーケティングの支援をさせていただきたいとお話ししました。

──今後の動向が気になっていた読者も多いと思うので、今後もTwitter広告が利用できることは安心だと思います。では最後に今後Twitter広告に関する展望を教えてください。

 先ほど開発中の新しい広告プロダクトをいくつか紹介しましたが、これらを開発しているのも、フルファネルで広告主の皆様をサポートし、強い事業にしていきたい思いがあるからです。

 フルファネルでサポートするために様々なプロダクトを提供してきましたが、国によって、認知に強い市場、獲得に強い市場など、利用されているプロダクトに偏りがあるのが現状です。そうではなく、フルファネルでTwitter広告を使っていただけるような状況を目指し、今後も様々なプロダクト開発に励みたいと考えています。

 日本市場に関しては、ミッドファネルからロウワーファネルが強く、アプリプロモーション関連のプロダクトが強いので、動画ビジネスを強化し、アッパーファネルの支援にも対応していきたいです。

 また、ブランドセーフティをけん引できるプラットフォームになっていきたいと考えています。日本ではJICDAQ(一般社団法人デジタル広告品質認証機構)の認証を取得していますが、今後もユーザーとブランドにとって安心・安全な広告環境を整えていきます。

 そして、Twitterの強みは会話が生まれる、長時間利用されるプラットフォームであることです。今後もTwitterならではの強みを活かして、広告事業を成長させていきたいと思います。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/07/08 09:00 https://markezine.jp/article/detail/39395

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