アクティブコアは、インターネット広告測定サービスの新バージョン「ac cruiser ASP V3.1」をリリースしたことを、12月1日に発表した。
強化されたのは、ユーザーが広告をクリックしてから、実際の購買に至るまでの行動をレポートする機能。インターネットユーザー特有の行動プロセス「AISASモデル※」をもとに、購買(コンバージョン)にいたるまでにユーザーが行う、検索を含めたさまざまな情報収集活動も計測することが可能になった。
特に注目なのは、従来の「直接コンバージョン(広告→購買)」計測以外に、以下の3つを計測評価できる点だ。
・間接コンバージョン(広告から流入して、2回目以降の訪問でコンバージョンした回数)
・コンバージョンまでのリードタイム(経過日数)
・ポストクリック行動データ(広告から流入してコンバージョンするまでの訪問媒体データ)
「ac cruiser ASP」は、計測対象とするコンテンツの月間アクセス総数に応じた従量課金制で、初期費用52,500円、月額費用52,500円(月間PV数が20万未満の場合)から提供される。
※AISAS
Attention(認知)→Interest(興味)→Search(検索)→Action(購買)→Share(情報共有)の頭文字をとったもので、ネットでの検索などの情報取得によって比較検討を行い購買に至るインターネット特有の行動プロセスを指す。AISASは(株)電通の登録商標。