全体の獲得数が3倍に
──導入後の成果を教えてください。
今泉: UNICORNさんには2021年3月からご協力いただいています。
自社のみで回していたときと比較すると、ブランドワードと非ブランドワードを両方合わせて、全体の獲得数が3倍以上に増えており、目標CPIの中で獲得できています。ブランドワードでもCPIが下がっており、1年以上かけたチューニング成果が数字に出ていますね。
林:UNICORNさんが当社の運用方針に対してアジャストしてくれています。
入札や非ブランドワードの発掘をしなくて良いので、UNICORNを導入以来、実際に手を動かす時間は、全体時間もレポートを見て連絡するくらいです。工数は今までの10分の1ほどでしょうか。その分、戦略を考えるなど、他に時間を割けています。
須藤:元々お持ちだった拡張ニーズに合わせて、キーワードの拡張をUNICORNの自動収集&拡張機能を用いて行いました。移動にともなうゲームサービスなので、キーワード拡張のためにユーザーの動向や行動について、人力の部分である我々の知見や情報も投入しました。
結果的に、お出かけなどに関連した情報を調べるためのビックワードを次の獲得源となるキーワードとして増やすことができ、今や獲得の中心になりつつあります。
横山:旅行関連のキーワードなどでも獲得できており、旅行をする方の移動のお供にサービスを使ってもらえるのは新たな広がりを感じます。駅メモ!のサービスは、一般的なRPGなどのゲームタイトルとは属性が異なります。まとまった獲得ができるキーワードはどうしても限りがありますが、単体での獲得数は少ないようなキーワードもロングテールで広げていくことで継続的に獲得数を確保できています。
林:ロングテールの発想で配信して獲得を安定させるのは、UNICORNさんの機械学習で成果を感じ取れた部分です。
今泉:また、コロナ禍により、位置情報ゲームを運営する当社は非常に影響を受けました。人力では世の中の変化に合わせた運用をしきれていなかったと思います。IDFA問題も含め、ASAを拡大させたいタイミングでUNICORNさんにご依頼でき、両方の意味で良かったですね。
潜在的なユーザーへのアプローチを横展開
──今後の展望をお聞かせください。
今泉:おかげさまで、サービスとしては長寿タイトルになりつつあります。しかしまだ駅メモ!をご存知ない方もいらっしゃいます。今後も潜在的な未認知層にリーチできるプロモーション手法は探し続けていきたいですね。世の中が落ち着き、移動の楽しみが再開する時期に向けて、プロモーションを今後もチューニングしていきます。
林:運用面ではASAの効果継続ですね。これからまたUNICORNの機械学習やASA自体のアップデートもあると思うので、後れを取らないように運用していきます。UNICORNさんの支援を受けて、ASAの際に、機械学習で見つけた新しい訴求や、潜在的なユーザーへのアプローチを、ASOやディスプレイなど他の広告にも横展開したいです。
須藤:我々は元々ディスプレイ広告を手掛けているのですが、その結果や情報からASA配信に生かすなど、総合的に良い形にしたいですね。ソリューションのアップデートも検討しています。
横山:ASAとASO分野の連動は引き続き模索していきたいと考えております。ASO自体の重要性が増してきている中で、ASAとASOを連動させつつ、App Storeをフルに活用したiOSアプリのマーケティングに取り組まれるマーケターさんが増えてきている印象ですので、その点においても弊社のソリューションが貢献できる部分を増やしていきたいです。
UNICORN ASAについて詳しく知りたい方へ!
UNICORNの全自動運用の仕組みと最適化のアルゴリズムを応用させた「Apple Search Ads の自動最適化エンジン」を活用し、Apple Search Ads への配信・運用を行なっております。本記事でUNICORN ASAに興味を持たれた方は、「Apple Search Adsの自動最適化エンジン」も参考にしてみてください! サービスのお問い合わせはこちらから。