配信は約12万人が視聴!ライブ配信により得られた成果
MZ:Twitchのキャンペーンによる成果はどうでしたか?
倉田:ライブ配信では、総視聴者数が12万弱、交わされたチャットの数は合計で4,000件以上となりました。Twitch内で展開していた動画広告に関しても、視聴完了数が約90%と非常によい結果が出せたと思っています。また、今回のキャンペーンによるブランドリフト調査をTwitchさんのほうで実施いただいたのですが、「Twitch内の平均よりもかなり高いスコアが出ており、ビューティケアブランドにおけるTwitch活用に大きなポテンシャルを感じた」という報告をいただきました。
さらに、今回のTwitchによるキャンペーンの直接的な影響までは検証できませんが、商品購買者の構成比が我々のコアターゲット層に寄ってきていることが確認できていますので、最終的な商品購買のところまで少なからずの寄与があったと見ています。
MZ:Twitchで展開した男性用化粧品・コスメブランドのキャンペーンは、APACではマニフィークが初めてだったそうです。Twitchでコスメの広告? という意外性は多少なりともあったと想像しますが、実際にTwitchを活用してみていかがでしたか?
倉田:ストリーマーさんを通して視聴者のみなさまにブランドをより身近に感じていただけるというのが、Twitchのライブ配信の特長だと感じました。たしかに、視聴者の中にはビューティケアに関心のない方もいらっしゃったと思います。ですが、チャットを見ている限り、タイアップであっても好意的にブランドを受け入れてくださり、中には「Amazonで購入しました!」というコメントも見られたので、ブランドを知っていただく機会として非常に良い場だったと思っています。
メンズビューティケアの需要を創造し、ブランド価値を追求していく
MZ:今後Twitchで挑戦してみたい施策などありますか?
倉田:マニフィークとしてはそもそもライブ配信が初めてだったので、今回のキャンペーン自体が新たな挑戦でした。これを踏まえて今回の反省点を挙げると、もっと色々なアイデアを出しながらライブ配信のメリットを活かせる企画にチャレンジしても良かったかなと思っています。インフルエンサーに自社の商品を使ってもらいながら、その様子を配信するというのはコスメやスキンケアブランドではよく配信される企画です。Twitchでももちさんとチョコブランカさんの配信を見に来られる方は、その多くがゲーム配信などお二人のコンテンツを楽しみにしているはず。そのような中で視聴者のみなさんに自分事として受け入れ一緒に楽しんでもらえるような、たとえば視聴者参加型の配信などにチャレンジしてみたいです。
MZ:最後にマニフィークの今後の展望をうかがえますか?
西村:マニフィークは発売当初よりECでの販売に重きを置いてきましたが、デジタルで商品に興味を持った後にリアルで試してみたいというニーズは、やはり必ずあると思っています。ですので、今後はEC×リアルのシナジーを目指し、ブランドと顧客の接点拡大に注力し、ブランドの成長を加速させていきたいと思っています。そして、ジェンダーレス発想をフィロソフィーに持つブランドとして、男性のビューティケアに対する意識向上や理解促進などの啓蒙活動にも力を入れていきます。性別や国籍などの枠を超えたボーダレスなファン作りを目指し、海外展開も視野に入れて活動の幅を広げていきたいです。
MZ:グローバルでのデジタルコミュニケーションとなると、Twitchの有効性がさらに活きてきそうですね。本日はありがとうございました!
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