アライドアーキテクツは運用型UGC活用ソリューション「Letro(レトロ)」において、「生活者の購買行動におけるUGC影響度調査 2022」を実施した。
購入・来店前の情報収集、検索エンジンが約5割
はじめに新しい商品やサービス・お店・施設を知るきっかけを尋ねた。すると、「テレビCM・番組(56.8%)」が最も多く、「店頭(54.9%)」「検索エンジン(31.0%)」と続いた。
次に、購入・来店前に情報を探す場所を調べたところ「検索エンジン(46.6%)」がトップとなり、「店頭(26.8%)」「テレビCM・番組(24.2%)」が続く結果となった。
年代別に見ると、10~30代は「ブランド公式サイト」より「一般人の口コミ」を利用する割合が高いことがわかった。
続いて、購入や来店の意思決定の際に最も重要視する情報を調査した。すると上位3項目は「店頭(20.0%)」「検索エンジン(15.8%)」「SNSやネット上に発信される一般人からの口コミや情報(10.2%)」の順だった。
約9割が通販での購入検討時にUGCをチェック
調査対象者のうち「ネット通販や定期通販で商品を購入する」と回答した人に対して、ネット通販や定期通販にて購入を検討する際、UGC(生活者の口コミやレビュー)におけるチェック状況を調査した。その結果、88.5%が「UGCをチェックする」と回答した。また同じく小売店で商品を購入する人の70.0%、お店や施設に来店すると答えた人の74.0%が、来店・購入の検討の際にUGCをチェックしていることがわかった。
加えて施設のカテゴリー別に見ると、「飲食店(58.2%)」「レジャー施設(53.5%)」はUGCをチェックする生活者が多い傾向にあった。
購入の際半数以上が「購入者から発信される情報」を重視
「商品・サービスの購入や、お店・施設への来店の際にUGCをチェックする」と回答した人の、UGCを探すタイミングを調査した。すると「購入や来店のために、広く情報収集をしている段階(56.4%)」「購入や来店の候補を絞る段階(54.7%)」でチェックされやすいことがわかった。
最後に、商品を購入する際に重要視する情報について尋ねたところ、「商品を購入した方から発信される情報(51.3%)」が過半数を超えた。
【調査概要】
調査時期:2022年10月27日(木)~11月7日(月)
調査方法:Fastask(ジャストシステム提供)によるオンラインアンケート
調査対象:10~60代の男女1,083名
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