2016年からのベストプラクティスの積み重ねが「六連」
MZ:「六連」以前の推奨運用方法もあったかと思いますが、そちらの活用状況はいかがでしたでしょうか?
三上:推奨運用方法自体は「六連」の前から提唱しています。ヤフーでは2016年頃から、最適なアカウント構造の作り方や各コンポーネントの水準高度化など、推奨運用方法の立案を行ってきました。六連はフェーズ3となっていて、フェーズ1・2から推奨運用方法を活用いただいている広告主様もいらっしゃり、事例も出てきています。2016年から広告主様・広告代理店様と作り上げてきたベストプラクティスの積み重ねと、ヤフーの機能開発・改善の積み重ねで「六連」の形になったのです。
MZ:「六連」の活用想定企業は、購買や問い合わせなどのコンバージョンを目的としたダイレクトレスポンスの企業になるのでしょうか。
三上:ダイレクトレスポンスの企業が中心になると思います。ただ、ブランド広告主様でも推奨となるアカウント構造や、重要なポイントについては共通している箇所がありますので活用可能です。
MZ:また、自動入札と聞くとある程度の金額をかけないと最適化がかからないのでは、という懸念があるのですがいかがでしょうか。
三上:「六連」はアカウントの予算規模に関係なく活用いただけます。ただ、全体最適と各機能の個別最適をどこまで行うか、どの業種なのかで必要な予算も変わってくるとは思います。
まずは診断書でアカウントの健康診断を
MZ:「六連」の今後の展望を教えてください。
三上:ユーザーの購買行動やインターネットの環境は常に変化しています。また、現在のコロナ禍のように、社会全体が大きく変化する事象がいつ起きてもおかしくありません。「六連」もそういった変化に対応しながら、最適な広告体験を届けられる推奨運用方法であり続けたいと思っています。
また「六連」を実際に活用いただくと様々な課題も見えてくると思います。広告主や広告代理店の運用担当者様からフィードバックをいただきながら、ユーザーと広告のより良いマッチングを生み出したいです。
MZ:最後に「六連」の活用を考えている方にメッセージをお願いします。
三上:まずはアカウント診断書を見ていただいて、アカウントの健康状態をご確認いただければと思います。また、以下から「六連」に関する資料がダウンロードできますので、ぜひチェックしてみてください。
「六連」資料公開中! 以下にてご確認ください。
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「Nielsen NetView/Mobile NetView Custom Data Feed」をもとにヤフー株式会社が独自に作成
リーチ率:Yahoo! JAPANの月平均アクティブユーザー数/日本の月平均アクティブユーザー数
スマートフォンの月平均アクティブユーザー数:「Nielsen Mobile NetView」 2021年7月~2021年12月の月平均
[Yahoo! JAPAN(ブランドレベル)で集計、スマートフォンからのアクセス(アプリの利用を含む)]
パソコンの月平均アクティブユーザー数:「Nielsen NetView」2021年7月~2021年12月の月平均
[Yahoo! JAPAN(ブランドレベル)で集計、家庭からのパソコンによるアクセス(インターネットアプリの利用を含まない)]
※割合については小数点以下、月間アクティブユーザー数については有効数字上3桁目を四捨五入