ビジュアルコミュニケーション事業を手掛けるアマナは、東映ツークン研究所と共に、人物CGキャラクター「デジタルヒューマン」を制作するプロジェクトを開始した。
同プロジェクトでは、母親・父親・子どもの3人からなるデジタルヒューマンのファミリーを制作。企業広告やコミュニケーションツールに登場するモデルとして展開する。
このファミリーのキャラクタライズは、アマナの子育て情報Webメディア「Fasu(ファス)」が担当。年齢・職業や衣・食・住の嗜好、家族のライフスタイルなどペルソナをディテールまで設定した。これにより、シチュエーションモデルのキャラクターに商品・サービスの魅力や特徴を効果的に反映できる。
今後はデジタルヒューマンのモデルをライブラリー化し、時間や場所に縛られないモデルのキャスティングができるように。また、全身だけでなく手や足などのパーツモデルも展開し、肌の色・体型・衣装などを自由に変更できる体制の構築を目指す。
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