HIKKY、メタバース事業の参入コンサルを開始
「バーチャルマーケット」などのメタバース事業を手掛けるHIKKYは、企業のメタバース事業への参入をサポートする「メタバースナレッジプログラム」の提供を開始した。
同プログラムは3ヵ月の期間で行われ、講義形式だけでなくワークショップを取り入れたカリキュラムとなる。メタバースについての基本的な知識やユーザーのインサイトの把握を経て「企業のサービス×メタバース」を導き出し、ビジネスモデルの構築まで支援していく。
赤シートがないと見えないOOHを
エナジードリンク「ZONeENERGY(ゾーンエナジー)」は、赤シートを活用した広告を「受験生にしか見えないメッセージ」として展開。様々な予備校が密集する京王井の頭線の渋谷駅と西武鉄道の池袋駅にて掲出した。

また2022年12月5日には両駅にて、赤シートを持っていない駅利用者も応援広告を楽しめるよう、赤シートとZONeENERGYの商品サンプリングを実施した。
WPPジャパンのマーケとビジネス成長をリード
マーケティング・コミュニケーションズグループのWPPは、髙市康太氏が2022年11月1日付でWPPジャパンのマーケティング・ビジネス成長担当マネジング・ディレクターに就任したことを発表した。
髙市氏はアジア拠点での駐在を含む15年間にわたり、博報堂で活躍。営業部長として主要なアカウントチームを率いるとともに、新規クライアントの獲得を推進した。
今回の就任により同氏は、WPPのビジネスにおける成長機会の特定とグループ企業間の連携・協力体制の強化に取り組み、日本市場におけるマーケティングおよびコミュニケーション活動をリードしていく。
博報堂DYグループ、配荷方程式の提供を開始
博報堂をはじめとするグループ9社横断の戦略組織「ショッパーマーケティング・イニシアティブ」は、トレードマーケティング分析ソリューション「配荷方程式」の提供を開始した。同ソリューションは店頭系データを統合的に分析し、小売店における消費財メーカーの売上成長を目指す。
具体的には、複数の購買データなど店頭系データを活用し「販売店率」「棚割りにおけるカテゴリー内の優位性」「店頭における棚割り実現率(棚割りの実際の各店舗における実現度合い)」「価格優位性」といった要因について改善箇所を抽出。配荷力の向上を目指していく。
店頭接点に強みを持つ博報堂グループのセレブリックスが小売店の店頭データを収集し、博報堂のデータサイエンティストが機械学習などを用いてデータを統合的に分析。その結果をもとに対象商品の売り場起点の課題や、小売店の定番棚において自社ブランドが売上に与える影響度合いはどの領域の指標が高いのかを算出する。
また、改善によりどの程度の売上向上が見込めるのかのシミュレーションも可能だ。これらの分析結果にもとづき、博報堂プロダクツが最適な店頭設計を行う。