JAVEとコンテンツデータマーケティング(以下、CDM)は、音声コンテンツを制作から配信、マネタイズまで一貫して提供するSaaS「Audikeyz(オーディキーズ)」のリリースを発表した。
Audikeyzはコンテンツオーナーと聴取者が音でつながるコミュニティプラットフォームで、月額課金制のSaaSで提供される。コンテンツオーナーは独自のWebサイトを制作し、インターネットブラウザを通じてオウンドメディアのサービスを提供する。
同サービスには音声コンテンツの制作支援や会員の個人情報の管理・分析、コミュニケーションツールの提供も含まれている。これにより、コンテンツオーナーはシステム構築や運用の投資が不要で、かつ、ストリーミングサービス事業者を介すことなく、オウンドメディアの企画やコンテンツの開発、マーケティングおよび、関連商材の販売まで横断的なビジネスを展開できる。
JAVEは親会社にFMラジオ局J-WAVEを持ち、独自制作の音声ドラマ、ドキュメンタリー、コメディ、ニュースを、デジタル音声コンテンツとして提供・配信する「SPINEAR(スピナー) 」を運営する。
CDMはコンテンツ・ファンビジネスを支援するSaaS「Uniikeyz(ユニーキーズ)」を開発、販売し、会員情報の分析、マーケティング施策、D2Cまでをカバーするコンテンツ業界特化のサービスを提供している。
今回、両社の業務提携により、コンテンツオーナーと聴取者が双方向性を持ったオウンドメディアの運営基盤の提供が可能になる。
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