アットホームは、現在賃貸物件で一人暮らしをしているZ世代(17~26歳)を対象にライフスタイルや価値観、求める住まいに関する調査を実施した。
Z世代の約7割が「タイムパフォーマンス(タイパ)や効率性」を重要視
Z世代の価値観についてて各項目の考え方を5段階で聞いた。
その結果、「タイムパフォーマンス(タイパ)や効率性は重要だ」、「流行のものよりも自分がいいと思ったものを優先したい」、「ものを買う時、コスパ(質に対する価格の安さ)を重視する」について、約7割が「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答。時間やお金などのコストに対するシビアな考え方が表れた。
15.2%が「Instagram」を情報収集の際に最も信頼するSNSと回答
情報を収集する際に利用するもの、その中で最も信頼するものは、いずれも「GoogleやYahoo!などの検索サイト」が1位となった。一方、SNSの中で最も信頼するものとしては、「Instagram」の回答が15.2%で最多となった。
「テレビ」や「掃除機」を持っていない割合はそれぞれ2割以上
一人暮らしのZ世代のうち、「テレビ」をっ持っていない割合が約2割であることがわかった。また、4人に1人が「掃除機」を持っておらず、粘着式クリーナーやモップ等で代用していると考えられる。
約7割が、休日の家での過ごし方は「動画を見る」「SNSを見る・投稿する」
休日の家での過ごし方は、「動画配信サービスで動画を見る」「SNSを見る・投稿する」が約7割で上位となり、インターネットを活用した過ごし方をしている人が多いことがわかる。
約2割が部屋の中に「推し」に関するスペースがあると回答
一人暮らしのZ世代のうち、約半数が「推し活・オタ活」をしていると回答。
また、そのうち、約4割が部屋の中に「推し」に関するスペースを保持していることがわかった。「推し」に関するスペースを聞くと、半数近くが4㎡以上と回答した。
6割以上が転職・結婚などに合わせて住まいを変えたいと回答
住まいの価値観については6割以上が「ライフステージに応じて違った場所に住みたい」と回答。転職・結婚などに合わせて住まいを変えたいという意向が見られた。
また、2割以上が「浴槽は必要ない」と回答し、シャワーだけで済ませる人も一定数いることがわかった。
半数以上が「通勤・通学に便利」を重視する住まいの条件と回答
重視する住まいの条件は、時間を有効に使いたいというZ世代の特徴が表れており、「通勤・通学に便利」が51.5%で最も多く、「間取り・広さ」を上回った。
住まいの設備については「独立洗面台」が37.5%でトップになり、「モニタ付インターホン」33.8%、「インターネット無料」33.0%が続いた。
【調査概要】
調査対象:賃貸物件で現在一人暮らしをしているZ世代(17~26歳)の400名
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2022年11月18日(金)~11月21日(月)
※小数第2位を四捨五入しているため、合計100%にならない場合がある。
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