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アビスパ福岡とDXパートナー8社で挑む地域のDX化推進!新しい共創型スポンサーシップの展望

ビジネス面だけでなく採用面でも得られた成果

平地:オフィシャルDXパートナーに参画したことで、どのような成果が得られましたか。

花城:顧問先の企業からの信頼度向上、採用への良い影響につながりました。前者に関しては、DXセミナーの登壇を通じて顧問先からの信頼を得られました。後者に関しても、アビスパ福岡とこのような取り組みをしていることが税理士法人としても珍しく、ポジティブに捉えてくれています。特に税理士は採用難と言われている職種なので、その中で認知を獲得できているのはありがたいです。

税理士法人アーリークロス CBO兼CPO 花城 正也氏
税理士法人アーリークロス CBO兼CPO 花城 正也氏

黒川:大きく2つの成果があって、1つはアビスパ福岡のサポーターの皆さんが反応してくれていることです。私のSNSアカウントをフォローしてくださったり、SmartHRに関する言及をしてくださったりと、サポーターの熱量の高さを感じました。

 もう1つは、SmartHRのイメージ向上ですね。提案に行く際に「東京の会社」から「アビスパ福岡と取り組みをしている会社」への変化と感じることが増えましたし、AGAが行う理事会の場で提案させていただく機会が生まれるなど、着実に成果が得られています。

平地:社内の理解という観点ではいかがですか。

黒川:会社一丸でアビスパ福岡を応援するというところまではいきませんが、今回の取り組みに対する評価は上々です。

平地:中村さんはいかがでしょうか。

中村:採用面、ビジネス面の両方で良い成果が得られています。採用面に関しては、アビスパサポーター向けにDXパートナー数社で共同開催した新卒向けの合同説明会をきっかけに一人入社しました。ビジネス面に関しては、実際にマッチングして導入も決まったケースもあり、一定の効果が得られました。

 費用対効果を計測する上で、採用面にも広げられたことは重要なポイントだと思います。

8社が連携して独自の強みを形成する

平地:参画している各社に良い成果が得られていることがわかりました。最後に今後の展望を教えてください。

花城:2022年10月にnoteを開設しましたが、その他にも情報発信に力を入れていきたいです。特に事例を知りたいという方が多いと思うので、オフィシャルDXパートナーが連携した事例を発信しながら、福岡を地方でもDXが進んでいる街にしていきたいです。

黒川:「オフィシャルDXパートナーに参画しているから、SmartHRを検討したい」と言ってもらえるような取り組みにしていきたいです。そして、8社それぞれ異なる領域のサービスを提供しているので、連携しながら良い事例を作りたいと思います。

中村:オフィシャルDXパートナーが今後盛り上がっていくことはもちろんですが、アビスパ福岡がスポンサー企業とおもしろい取り組みをしているということがもっと広まってほしいと思っています。その結果、他のクラブも含めスポンサーアクティベーションがさらに進化して、日本サッカー界、スポーツ界が前に進めば嬉しいです。

平田:オフィシャルDXパートナーの皆さんのビジネスにもっと貢献できる成果を創出していきたいです。noteでの発信はもちろん、認知やビジネスマッチングの機会をもっと作っていきたいです。

 その結果、福岡をはじめとした地方企業がDXに課題を感じた際にアビスパ福岡に相談いただけるハブの役割となりたいです。

平地:皆さん、ありがとうございました。このような座組のスポンサーアクティベーションは珍しく、本当に学びとなる点が多かったです。今後もオフィシャルDXパートナーを通じて福岡をはじめとした企業のDXが進むことを願っています。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2023/04/04 08:30 https://markezine.jp/article/detail/41763

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