メタバース事業を手掛けるHIKKYとインターネット関連事業を手掛けるカラメルは、XR領域におけるマーケティング専門の合弁会社「HIP(ヒップ)」を設立した。両者の知見やノウハウを組み合わせ、リアル・バーチャルを超えた広告体験やデータを活用したソリューションの提供を目指す。
具体的な事業内容として、HIKKYとカラメルが共同開発している広告ソリューション「Parad(パラド)」の販売や導入推進を行う。
また、メタバース空間での体験とWebやリアルでのアクションおよびデータをクロスさせた立体的なマーケティング支援を実施。顧客がチャネルの違いを意識することなく一連の体験を行える導線設計、コンテンツ作成、タッチポイントごとの集客最大化などをサポートする。さらに、XR領域における新規マーケティングプロダクトの企画開発も行っていく。
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