三菱総合研究所は2022年12月、1万人を対象にメタバースの認知・利用状況に関するアンケート調査を実施。その結果の一部を紹介する。
メタバースの認知率は8割超に
同研究所は、今回の調査結果に加え、毎年6月に実施している生活者市場予測システムの2022年データおよび他機関の公開情報を活用。認知率や利用率の経時変化を分析した。
その結果、メタバースという言葉を知っている人は全体の83%を占める一方、実際にメタバースを利用したことがある人は5.5%に留まった。
6割がスマホ・タブレットでメタバースを利用
メタバース利用者(5.5%)のうち、月に1回以上メタバースを利用している人は30%強に。また、メタバースへの主要アクセス手段も聴取した結果、「スマホ・タブレット」と答えた人は6割、「PC等平面ディスプレイ」と答えた人は2割だった。
【調査概要】
時期:2022年12月
対象人数:1万人
方式:アンケート
※分析においては、三菱総合研究所の生活者市場予測システムの2022年データおよび他機関の公開情報も活用している
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