アタラは5月10日、マーケティングデータ統合サービス「glu X(グルーエックス)」の提供を開始した。
「glu X」を利用することで、複数のデータを収集して蓄積する手間を大幅に削減できる。蓄積したデータを可視化して、分析を簡素化し、データソースの掛け合わせを行うことで分析の統合化も可能だ。
従来の「glu」は運用型広告に関するデータを取り込み、統合管理するレポート作成支援システムだったが、glu Xは広告データに限らず、様々なデータを収集して一元化。柔軟なレポーティングを可能にする。
glu Xの主な特徴は以下の三つ。
1、データの収集からレポーティングまでを一貫支援
SNSやサイトアクセス、検索クエリなどのデータを収集し、一元化してダッシュボードでの見える化を実現する。テンプレートを活用して、レポーティングの自動化も可能。
Google AnalyticsやGoogle Search Consoleをはじめ、TwitterやInstagram、YouTubeなどのデータを収集することができる。例えば、TwitterとGoogleAnalyticsを掛け合わせることで、Twitter上でのエンゲージメントからTwitter経由でWebサイトに流入したユーザーまでを一気通貫でモニタリングできる。
2、統合的なマーケティングの分析を実現
gluと合わせて活用することで、運用型広告の配信実績データも含んだ、統合的なマーケティングの分析を実現する。
3、使用環境に合わせたカスタマイズに対応
顧客の環境に合わせて、ダッシュボードテンプレートのカスタマイズや、他のデータソースとの掛け合わせも可能。データベースやBIツールへのデータ反映、BIツールやデータ収集ツールの新規導入や活用支援、ETL(データの抽出、変換、書き出し)の最適化など、様々なニーズに対応可能だ。
対応データソースは以下の通り。
- 運用型広告(glu)
- GoogleAnalytics
- GoogleSearchConsole
YouTube、TikTok、LinkedInなど対応データソースとダッシュボードテンプレートは順次追加予定。
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