6月19日、ボールドライトは、レジャー施設のDXを推進するプラットフォーム「プラチナパーク」の提供を開始した。
ガイドマップのデジタル化により、混雑状況・待ち時間の可視化や目的地への経路検索が可能になる。混雑緩和や待ち時間の短縮を通し、顧客満足度の向上、ファンやリピーターの獲得が見込める。また、従来発生していた、印刷・補充の業務や、内容に変更時のデータ修正などの業務を管理画面から入力・修正ができるので工数削減も期待される。
マップはWebブラウザで公開でき、誰でも簡単にスマートフォンから利用可能。
また、従来発生していた、印刷・補充の業務や、内容に変更時のデータ修正などの業務を管理画面から入力・修正ができるので工数削減も期待される。
さらに、同プラットフォームで利用できるダイナミックプライシング型・プライオリティチケットシステムを通じ、アトラクションを並ばず利用できるプライオリティチケットを、来訪者は手元のスマートフォンからいつでも購入できる。チケットは混雑状況や待ち時間の可視化によりリアルタイムで自動的に価格が設定される。これにより、顧客の体験価値や顧客満足度の向上が見込める上に、施設運営者は需要予測に基づく価格設定の手間なく、収益の最大化や混雑状況の最適化を図ることができる。
加えて、同プラットフォームでは、何度も訪れたくなる仕組みとして、オリジナルのデジタルスタンプラリーを簡単に開催できる。同機能を活用することでパークマップ上の施設を回遊して、スタンプを収集し、集めたスタンプ数やポイントに応じて賞品応募やクーポンの発行が可能。新たな設備を導入する必要がないため、付加価値を高めるようなイベントを簡単に実施できるようになる。
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