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フルファネルで効果を発揮するAmazon Adsとのマーケティング(AD)

Why Amazon Ads?「お客様起点」で設計するAmazon Adsとの広告体験

 生活者の意識の変化や技術の発展、不確実性を伴う経済状況の中、限られたマーケティング予算を効率的かつ効果的に活用することが広告主やエージェンシーには求められている。そのためには、適切な場所・タイミングで、適切なオーディエンスにリーチできているか、オーディエンスが必要としている情報を届けられているか、そしてその効果がどうなのか、さらにその結果を次の施策に活かせているか等が重要になる。Advertising Week Asia 2023では、キーノートにAmazon Ads カントリーマネージャーの石井哲氏が登壇。Amazon Adsが、どのように広告主をサポートするのか、Amazon Adsならではの4つの観点から語った。

Amazon Ads4つの特長

 Amazon Adsは広告主がブランドを築き上げ、そしてビジネスを成長させていくための、広告主にとっての戦略的パートナーとなることを目指している。

 Advertising Week Asia 2023のキーノートセッションでは「お客様起点で設計するAmazon Adsとの広告体験」をテーマに、ブランドが実施するキャンペーンをAmazon Adsがどのようにサポートしていくか、カントリーマネージャーの石井哲氏が「チャネル」「インサイトに基づいたアプローチ」「ストーリーテリング」「効果測定と最適化」の4つの観点から解説した。

オンラインストアだけじゃない、Amazon Adsの多様なチャネル

 セッションの冒頭、「皆さんはAmazon Adsと聞いてどのような広告を思い浮かべますか?」と石井氏は尋ねる。

Amazon Ads Japan カントリーマネージャー 石井 哲氏
Amazon Ads Japan カントリーマネージャー 石井 哲氏

 Amazonの広告というと、Amazon内の検索結果や商品ページに表示される「スポンサープロダクト広告」を想像する人が多いかもしれない。しかし、Amazon AdsはAmazonストア内に限らず、幅広い広告チャネルを有している。

 たとえば、Prime Videoが提供するスポーツのライブ配信「Prime Video Live Sports」では、インストリーム広告という広告枠を展開している。ライブ配信中の試合の前後やイニング、ラウンドの合間に自然な形で広告を展開するため、オーディエンスの視聴体験を損ねることなく広告体験を提供できる。

 ある飲料メーカーでは、2023年3月に開催されたWBCのライブ配信で広告を出稿した結果、インストリーム広告から直接Amazonのオンラインストアへの導線はないにも関わらず、宣伝した商品の「Amazon内の商品ページの閲覧数+25%」「Amazon内の検索数+42%」「Amazonでの実売数+9%」という結果を残している。このことから、Amazon Adsのインストリーム広告は認知獲得のようなアッパーファネルだけでなく、興味関心から購入検討もしくは購買といったミドルファネルからローワーファネルにまで影響を及ぼすことがわかる。

飲料メーカーのWBCのライブ配信での広告出稿の結果

 ブランドキャンペーンがAmazonでの売り上げに寄与しているか、つまり認知目的の広告が興味喚起から購入意向、さらに実際の購入にまでどのような効果があったのかを計測する仕組みを実現した事例である。

 また、Amazonが提供するライブストリーミングサービス「Twitch」を活用した事例も紹介する。Twitchは、世界で毎日3,100万人以上が視聴し、視聴者の約70%が18~34歳の若年層という特性を持つ(参照元:Twitch内部データ、2022年)。マリオットインターナショナルが手がける、次世代のライフスタイルホテルを掲げるモクシー・ホテルは、Z世代やミレニアル世代とのコミュニケーションを深めたいという目的から、日本で盛り上がりを見せるTwitchと、その若年層との親和性に着目した。

 若年層との間で共感を生むために、Twitchの人気ストリーマーとコラボレーションして、ホテル施設やサービス内容を紹介するライブ配信と、動画広告などを組み合わせたキャンペーンを実施したところ、「ブランド認知度+10%」「ブランド好感度+21%」を実現した。

 「このように、Amazon Adsは、生活者の日常に溶け込んだタッチポイントによる価値の高いリーチを実現、エンゲージメントを高めていくことができます」(石井氏)

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広告に高い関連性をもたらすファーストパーティインサイト活用

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この記事の著者

和泉 ゆかり(イズミ ユカリ)

 IT企業にてWebマーケティング・人事業務に従事した後、独立。現在はビジネスパーソン向けの媒体で、ライティング・編集を手がける。得意領域は、テクノロジーや広告、働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:アマゾンジャパン合同会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2023/08/23 11:49 https://markezine.jp/article/detail/42534

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