三越伊勢丹とスタジオアルタ、フロンテッジ、SoVeCはXR広告事業「GINZA XR Media」において、新たな広告メニュー「Virtual GINZA mitsukoshi」をリリースする。

　スタジオアルタは三越伊勢丹のインハウスエージェンシー。一方のフロンテッジは、ソニーグループの広告会社で、SoVeCはXR技術をはじめとするデジタルソリューションを提供している。

　GINZA XR Mediaとは、三越銀座店の銀座四丁目交差点側に設置された「銀座シャンデリア」を、XR技術を活用してデジタルOOHとしてメディア化したもの。今回リリースするメニューでは、SoVeCが提供するARアプリ「XR CHANNEL」を用いて、拡張現実上に広告コンテンツを配信可能に。たとえば、銀座シャンデリア周辺に大小様々な広告面を配置し、静止画･動画を配信できるほか、ARコンテンツ内を走行する電車「GINZA TRAIN」には広告をラッピングすることが可能。

　なお、ユーザーはXR CHANNELをスマートフォンにダウンロードし、三越銀座店の銀座シャンデリアにカメラを向けるとARコンテンツが現れる。

【関連記事】
・三越伊勢丹が「ISETAN STUDIO」で新たな撮影サービスを開始　AI技術でモデルの画像を生成
・三越伊勢丹、ソニー両グループが協業　XRを活用した広告事業「GINZA XR Media」を開始
・UNICORN、「XR Ad」を提供開始　360度視点で体験できる3D映像を広告クリエイティブに活用
・テレビ朝日とPsychic VR Labが資本業務提携　リアルイベントなどにおけるXR活用を推進
・NTTコノキュー、XR体験施設を秋葉原駅構内にオープン　メタバースの体験が誰でも可能に