8月10日、感性AIは、マーケティングソリューションである「感性AIアナリティクス」のバージョンアップを実施すると発表した。また、感性AIアナリティクスの音韻印象評価機能の一部を試すことができる「音韻診断」の無料提供も8月3日に開始した。
感性AIアナリティクスは、消費者データを学習したAIが、「ネーミング」、「キャッチコピー」、「パッケージ」などの商品の重要な要素の感性データを瞬時に出力するイメージ分析AIツール。
今回のバージョンアップでは、プロジェクトごとに分析結果を保存できる機能の追加や、感性分析結果を直感的に把握しやすい表示にリニューアル。これにより、消費者にコンセプトが伝わるネーミング、パッケージデザイン、広告コミュニケーションのスピーディーな決定の支援を行う。
また、無料提供を行う「音韻診断」は、同ソリューションの機能のうち、入力されたネーミングの音の響きの印象を評価する機能の一部を体験できるもの。入力されたワードの音響の印象を分析し、印象を86種類の感性の中から推定する。
基本的に、感性AIアナリティクスは法人が対象のソリューションだが、同機能は、個人のユーザーも利用が可能。
【関連記事】
・「感性AIアナリティクス」、バージョンアップで「共感性」「品質感」「インパクト」の評価が出力可能に
・「ZETA VOICE」に感情分析機能が追加 レビューのテキストの感情をAIでスコア化
・集英社、広告サービス「Trig’s」を導入 クッキーレスでAIが推測した感情を基にターゲティング
・affluent、購買予測AI分析サービス「ATAS」を提供開始 ホットリード可視化とDM立案を支援
・ソーシャルリスニングと投稿画像のAI分析を実施 ザ・ゴールが「GOAL IGA」を提供開始