クロス・マーケティングは、スマホゲームを月1回以上プレーしている人を対象に「ゲームに関する調査 スマホゲームプレイヒストリー編」を実施。2005年から2023年までのスマホゲームのゲームタイトル・目的・重視点などを聴取した。
プレー経験のあるジャンル、「パズルゲーム」が最多
まず、プレーした経験のあるゲームジャンルを質問。積み上げて集計(レコードベース)した結果、「パズルゲーム」が46%と突出した。2位以降は「位置情報ゲーム(13%)」「シミュレーションRPG(9%)」「音楽ゲーム(9%)」が続いた。
音楽ゲームやスポーツゲームが若年世代に人気
次に、プレー率TOP5のジャンルについて年代別のプレー率の変化を確認。すると、スマートフォンの普及が拡大した2015年からパズルゲームのプレー率が上昇した。世代を問わずプレーされており、特に50~60代の2020年~2022年6月におけるプレー率は4割を超えた。
「ポケモンGO」「ドラクエウォーク」に代表される位置情報ゲームは、2020年代になると40代のプレー率が高くなった。「ウマ娘プリティダービー」をはじめとしたシミュレーションRPGは、2020年代に入ってからほとんどの年代でプレー率が高まる傾向に。
「プロジェクトセカイ」などの音楽ゲームは、2020年代の10代~20代のプレー率は3割近くにのぼるが、30代以上の年代では低くなった。「プロ野球スピリッツA」などスポーツゲームも音楽ゲームと同様に、10代~20代で多く遊ばれているものの30代以上のプレー率はわずかだった。
プレー経験のあるタイトルトップは「LINEディズニーツムツム」
最後に44のゲームタイトルを提示し、過去にプレーしたことのあるゲームを聴取した。結果、トップは「LINEディズニーツムツム(30%)」に。2位は「ポケモンGO(26%)」、3位には「パズル&ドラゴンズ(21%)」がランクインした。
【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:スマホゲームを月1回以上プレーしている全国47都道府県の15~69歳の男女
調査期間:2023年7月7日(金)~7月10日(月)
有効回答数:1,091サンプル
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