クロス・マーケティングは「オンラインエンタメコンテンツの利用変化に関する調査(2023年)」を実施。コロナ禍からの変化を分析した。
約4割が「事前に収録された動画やラジオ」を利用
まずコロナ禍で利用したことがあるオンラインサービスを調査。すると、「事前に収録された動画やラジオの視聴・配信(37.4%)」がトップとなった。2位は「リアルタイムで配信している動画やラジオの視聴・配信(27.4%)」、3位には「スマホ用のアプリゲーム(26.8%)」と続いた。
コロナ禍と比べオンラインサービス利用額が減少
次に、各オンラインサービスの利用頻度と金額について、コロナ禍と比べた変化を質問した。その結果、「アーティストやタレントのライブ・イベント鑑賞」において20.9%が「利用頻度が減った」と回答。「スマホやPCでプレイできるオンラインゲーム」でも17.4%が、利用頻度が減少した結果となった。
また利用金額を見ると、すべての項目でコロナ禍と比べ減少傾向が見られた。
コロナ禍と比べ利用が減った理由を自由回答形式で尋ねると、「イベントがリアルで開催されるようになった」「外出の機会が増えて在宅時間が減った」「対面でのコミュニケーションが復活した」などが挙げられた。
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国47都道府県の20歳~69歳の男女
調査期間:2023年6月23日(金)~6月25日(日)
有効回答数:1,100サンプル
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