SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

CCCマーケティング総研、2023年6月の「産業動向レポート」「産業天気予報」を発表

 CCCマーケティング総研は、2023年6月の「産業動向レポート」および「産業天気予報」を発表した。

 同総研は、CCCマーケティングの有するデータやアセットを基に、生活者の意識調査などを行う機関だ。今回のレポートは、CCCマーケティングが提供する家計簿アプリ「レシーカ」のレシートデータと、同総研の研究員による企業への調査結果を組み合わせて作成。スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストア、ホームセンター、外食、百貨店、ショッピングセンターの小売7業界における生活者動向と見通しを独自にまとめた。

2023年6月の産業天気予報【クリック/タップで拡大】

 今回、同総研が注目したのが「レトルト食品」だ。内食分野では、かねてより調理がいかに簡便か、が重視されてきた。その点、ここ数年で目覚ましい進化を遂げているのがレトルト食品だ。今までは“手抜き”を連想させることから主婦層を中心に敬遠される傾向もあったが、最新の包装技術により、調理の手間を省くだけでなく、味や食感も保ちながら温めることができる商品が登場。その心理的な障壁が克服されている。

 たとえば、味の素の肉を入れて圧力調理する「スチーミー」は、レンジで温めるだけの簡便さも実現しつつ、調理感を残している点が主婦層などに受け入れられている。業務用の世界で長く活用されてきた「真空調理」をはじめとする新調理の家庭への転用は今後も続くと見られ、この追い風を受けて、レトルト食品市場は今後さらに拡大するだろう。

 調理機器の進化も内食の変遷を支えており、家庭で作れるメニューが増加している。「コロナ禍による影響もあり、家庭内での本格的な調理志向は高まったものの、やや内食疲れが出て再び簡便志向が強まっている」と同総研。内食需要が今後も拡大するか否かは、簡便性への対応にかかっているだろう。

【関連記事】
CCCマーケティング総研、2023年5月の「産業動向レポート」「産業天気予報」を発表
音楽関連の年間消費額、アーティストグッズ購入者の最多回答は「1~1.5万円未満」/CCCMK総研調査
CCCマーケティング総研、Tカードの購買実績を基に分析した「旅好きデータベース」を発表
約4割が今後1年もオンラインで習い事を受けると回答 半数以上が生活変化を実感【CCCMK総研調査】
公共交通機関の運賃20%上昇で約3割が「移動手段の見直し」を検討/CCCマーケティング総研調査

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/08/23 15:30 https://markezine.jp/article/detail/43185

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング