好奇心旺盛なGeneration Twitchを熱烈なブランド支持者に変える4ステップ
オーディエンスとLTVを築くには、4つの段階的かつ流動的なプロセスがある。このブランド・エンゲージメントのサイクルを適切に実行することで、ブランドはオーディエンスと深いつながりを構築し、好奇心旺盛な彼らを熱烈なブランド支持者に変えることができる。
ステップ1:発見
マーケターは、無数のコンテンツの中から自社ブランドを選んでもらうために、視聴者の注目を集めて、驚かせ、さらに彼らが属するコミュニティで何か共有するネタを提供する必要がある。これは、クリエイティビティにおいても、イノベーションにおいても同様だ。Twitchの視聴者は「ブランドはクリエイティビティにおいて目立つ存在であってほしい」という点で、Twitchの非視聴者よりも13%高い数字を示している。つまり、オーディエンスに発見されるための最初のステップとして、クリエイティビティの要素が重要となる。
★Twitch活用のヒント★
Twitchは、ライブ配信を中心に幅広いトピックのコンテンツを提供するインタラクティブなコミュニティとして、クリエイティブかつ大胆で、楽しいものだと受け入れられている。実際に、Twitch視聴者の69%は「Twitchに広告を出すブランドは、よりクールでおもしろい」と回答していた。オーディエンスの注目や関心を集めるヒントとして、71%が「Twitchのインタラクティブツール(チャットや投票)の活用で、広告はもっとおもしろくなる」と回答していることも添えておく。
ステップ2:絆を築く
次にステップ2では、製品の機能や企業の価値観にさえも透明性を持たせることで、オーディエンスと信頼を築き、つながりを強めることが重要だ。
Twitchの視聴者は、ブランドの外観やスタイルだけでなく“本質”を求める傾向が、非視聴者より9%も高い。さらにブランドは何を伝えるかだけでなく、どう伝えるかも意識しなければならない。特にGeneration Twitchは、よりオープンにブランドを吟味・評価する傾向が強いと考えられるが、自信をもって自分たちのことを発信しているブランドについては、たとえそれが完璧でなくても、高く評価するだろう。
★Twitch活用のヒント★
ライブ配信は、Twitchの最大の魅力の1つであり、ライブ配信というサービスを提供する上で「信憑性」は欠かすことのできない部分である。視聴者の69%が「Twitchで広告を出すブランドは自社製品の品質に自信を持っている」と回答しており、70%が「Twitchではブランドや製品がより正直に評価される」と考えている。