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マーケティング最新事例2023

大切な人の一言が気づきと行動につながる。「子どもにもわかりやすい」を意識した日本赤十字社のアプローチ

各支部や小中学校での主体的な取り組みのきっかけに

 ――今回の目的である、命を守るために家の中の安全を確保してもらうことに関して、手応えはありますか。

 実は動画の公開が先でしたが、それをきっかけとして日赤でもKAG(家具安全対策ゲーム)という防災講習プログラムを始めました。社内の動きと連動する形でキャンペーンを実施できたおかげで、日赤内の反応も非常に良かったです。日赤の都道府県支部で行っている講習や講座の入口として活用していただくことも多いです。

KAG(家具安全対策ゲーム)
KAG(家具安全対策ゲーム)

 また、主に小学校や中学校の授業の一環で、先生から子どもたちに「家の中の危険な場所を探してみて」という風に活用いただいているという話を聞いています。

 ――今後、人々の命を守るために、どのような活動・メッセージングを行っていきたいですか。

 2023年4月からは、上白石萌音さんに日赤の広報アンバサダーに就任していただき、日赤が365日活動し続けていることを伝える「赤十字は、動いてる!SAVE365」というキャンペーンを展開しています。これは日赤が普段から動いていること、それにより何か災害が起こったらすぐに支援に行ったり活動したりすることを示していくような広報展開です。

 今後も、我々の事業活動を通じて、「災害には、日頃の備えが必要である」ということを、より多くの方に理解し行動に移していただけるような展開を考えていきたいと思います。

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この記事の著者

落合 真彩(オチアイ マアヤ)

教育系企業を経て、2016年よりフリーランスのライターに。Webメディアから紙書籍まで媒体問わず、マーケティング、広報、テクノロジー、経営者インタビューなど、ビジネス領域を中心に幅広く執筆。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2023/10/13 09:30 https://markezine.jp/article/detail/43256

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