NTTドコモのモバイル社会研究所は、全国の60～79歳の男女1,350人を対象に、メールとSNSの利用状況に関する調査を実施した。

LINEがメールを初めて上回る

　メール・SNSの利用状況を調べたところ、関東圏（n=534）で最多回答だったのは「LINE（76％）」に。僅差で「メール（64％）」が続いた。なお、調査開始以降初めてLINEがメールを上回ったという。

60代女性の約9割がLINEを利用

　メールとSNSの利用率を性年代別で見ると、いずれのサービスも60代の方が70代より高かった。加えて、同年代で比較すると女性では「LINE」や「Instagram」が、男性では「メール」や「Facebook」「Twitter」が比較的高い傾向に。特に60代女性の91％がLINEを利用していた。

関東では全サービスで全国平均以上

　メール・SNSの利用率を地域別で見ると、関東エリアではすべてのサービスにおいて全国平均を上回っていた。また、LINEとメールは、全エリアにおいて突出して高い傾向が見て取れた。

【調査概要】
方法：訪問留置調査
対象：全国の60～79歳の男女
有効回答数：1,350
時期：2023年1月

【関連記事】
・「ウェルビーイング」の言葉の認知度は25.4％／健康にかける支出は過去5年間で最も少額に【電通調査】
・プラントベースフードの認知率は約3割／「植物性ミルク」「大豆ミート」が喫食傾向【マイボイスコム調査】
・2023年夏に10代が聞いた楽曲ランキング　平成の曲も多数ランクイン【LINE MUSIC調査】
・2023年7月度のCM放送回数ランキング／クラウド型サービスのCMが増加【ゼータ・ブリッジ調査】
・SDGsの知名率は8割超、旅行でも6割超の人がゴミ削減や省資源を意識すると回答【博報堂調査】