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キーワードから学ぼう!デジタルフォレストのWeb解析相談室

キャンペーン終了後の効果測定では遅すぎる!
広告効果を最大化するポイント


 Web広告やサイトがマーケティング活動全体の中で重要な位置を占めるようになり、それに伴い広告の効果測定が重要になってきています。しかし効果測定をしているからといって本当に効果改善するものでしょうか? 今回の記事では、「広告効果測定」をキーワードに広告効果改善のために必要なことについて説明します。【バックナンバーはこちらから!】

キャンペーン終了後の効果測定では遅い

 入念なプランニングを経て迎えるキャンペーン初日、誰しもが緊張する瞬間です。多くの人が来てくれるだろうか? キャンペーンの目的を達成できるだろうか? 売りにつながるだろうか? そしてキャンペーンが一旦始まったら、やきもきしながら代理店からのレポートを待つ。そんな流れが一般的ではないでしょうか。実はここで一工夫するかどうかでキャンペーンの効果は変わってきます。

 定量的な効果測定を行いたいときに行うことができる、これがWebマーケティングのひとつの特長です。その特長を活かして、キャンペーン開始数日後にクイックな効果検証を行ってはいかがでしょうか。これは大掛かりである必要はありません。媒体別やランディングページ別のサイト流入数、直帰率、コンバージョン率程度で十分です。これらの数値をさっと把握した上で、必要に応じた改善策を打つ、それだけで驚くほどの改善効果を得られる場合があります。

キャンペーン中に改善策をとろう!(クリックすると画像が拡大します)

 実際に弊社のお客様でも、大幅な数値改善した例があります。やったことは非常にシンプルで、キャンペーン開始数日後にクイックな分析を行い、ランディングページの改善案を検討し、それを実行しただけです。その結果、直帰率が25%程度改善し、コンバージョン数も大幅に増加する、という良い結果を得られました。【注1】

 キャンペーン実施中は何かとバタバタして分析する時間が取りづらいかもしれません。しかし、キャンペーンの目的はそれを実行することではなく、結果を得ることのはずです。キャンペーン直後のクイック分析と改善、一度試してみてはいかがでしょうか。

【注1】参考:株式会社FCエデュケーションの改善事例

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この記事の著者

清水 昌浩(シミズ マサヒロ)

株式会社Ginzamarkets カントリーマネージャー(日本)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/09/22 11:33 https://markezine.jp/article/detail/4330

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