SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

キーワードから学ぼう!デジタルフォレストのWeb解析相談室

キャンペーン終了後の効果測定では遅すぎる!
広告効果を最大化するポイント


問題は広告とは限らない

 広告の効果測定結果を媒体選定に活かしたり、直帰率の状況によってLPOを実施する企業が徐々に増えています。それにも関わらず効果がなかなか上がらない、そんな悩みをお聞きすることがあります。

 Web広告は4マス広告と違って情報を一方的に発信するだけではありません。ほとんどの場合、広告をクリックした先に自社サイトがあります。だからこそ多くの会社はランディングページに注意を払い、LPOを実施するのです。

 しかし、ユーザーはランディングページだけを見るわけではありません。自分の興味のおもむくままにサイト内を動きます。もしそのサイトが使いづらいものだったら…サイトのどこかに致命的なボトルネックがあるとしたら…広告で多くの人を呼び込んだとしても残念ながら肝心のコンバージョン数が増えることはありません。

Web広告の効果は集客力とコンバージョン誘導力のかけ合わせ(クリックすると画像が拡大します)

 Web広告の効果は、広告媒体からの集客力と、自社サイトのコンバージョン誘導力のかけ合わせです。どれだけ効率的に集客できたとしても、サイトのコンバージョン誘導力が低ければ思ったような効果を生み出せません。

 最後に某広告代理店営業マンのボヤキを一つご紹介します。「どれだけ広告側を良くしても、あのサイトじゃ効果上がらないよ。サイト側をなんとかしてくれなきゃ…」こんなことを言わせないためにも、サイト側のコンバージョン誘導力を高めるための分析とサイト改善をしてみてください。

 今回は、広告効果改善について説明しました。広告効果は測定しているからといって改善するわけではありません。適切なタイミングで適切な分析を行い、その結果の意思決定や改善アクションを行なうことではじめて改善します。少しの時間と工夫で是非広告効果を最大化してください。

 さて次回は、サイト改善における観点や分析切り口について書こうと思います。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
キーワードから学ぼう!デジタルフォレストのWeb解析相談室連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

清水 昌浩(シミズ マサヒロ)

株式会社Ginzamarkets カントリーマネージャー(日本)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/09/22 11:33 https://markezine.jp/article/detail/4330

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング