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探訪!時代をとらえ、成果につなげるテレビ活用術

検討率が約2倍に!KINTOがTVerで展開する、「サービス認知」を拡大させるデジタル戦略とは


検討率が約2倍に!「深く当てられるデジタルメディア」活用の成果

MZ:デジタル施策における成果についてはいかがでしょうか。

小川:デジタルメディアで出稿するようになって、お客様の理解度や検討度合いの向上が見られています。具体的には、1年間で「3年以内に車の購入意向がある方」におけるKINTOの検討率がほぼ2倍に成長しました。認知度に関してはテレビCMの効果が大きいので、今後は「広く当てられるテレビ」「深く当てられるデジタルメディア」の両方の活用が必要だと感じますね。

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小川:「褒めゴロ試合」については、SNSでの反響が本当にすごかったですね。体感的にも、今までの広告の中で一番書き込みが多かったのではないでしょうか。

 TVerには知名度あるテレビコンテンツも多い中「褒めゴロ試合」は完全オリジナル番組として注目されましたし、600番組以上以上のコンテンツがひしめく「週間ランキング」では一時バラエティ部門で最高16位、全体で最高75位になるなど、相当健闘したのではないかと思います。視聴者から応援のお手紙をいただくこともあり、成長していくコンテンツをお客様が一緒になって応援してくれていたのだと感じました。

曽根原:テレビとデジタルが生み出すシナジーはもちろんのこと、デジタルメディアは今後さらに新しい形へと変化していくことでしょう。そうした流れの中で、我々は常に新しい車の売り方を模索し、お客様に「移動の喜び」を知っていただきたいと思います。だからこそ、今後も新しい媒体にチャレンジしていきたいですね。

顧客のフェーズや媒体特性を理解し、心地よいコミュニケーションを

MZ:今後の展望についてお聞かせください。

曽根原:お客様が今、どんな媒体でどんな情報を得ているのかについて日々アンテナを高くしていきたいと考えています。車は値段も高いうえに、専門知識を必要とする難しい商材です。それによって生まれる販売側とお客様との意識の溝を、様々なコミュニケーション方法で埋めていきたいと思っています。そのためにも、リアル・オンライン問わずあらゆる可能性をキャッチアップしていきたいですね。

小川:私たちは今後も、お客様の認知や関心のフェーズごとに適切なアプローチを試みていきたいと考えています。また、ひと口に「動画メディア」と言っても、同じ人間が同時にたくさんのプラットフォームを利用しているのが現状です。そして、メディアごとの特性とお客様の利用態度は密接な関係があります。そうしたお客様の心情も感じ取りながら、お客様にとって心地良いコミュニケーションを図っていきたいと思います。

 KINTOはスピード感ある、チャレンジングな会社です。お客様とのさらなるコミュニケーションを図るために、新しい環境にいち早く飛び込み、得たノウハウをどんどん活かしていきたいですね。

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この記事の著者

三ツ石 健太郎(ミツイシ ケンタロウ)

早稲田大学政治経済学部を2000年に卒業。印刷会社の営業、世界一周の放浪、編集プロダクション勤務などを経て、2015年よりフリーランスのライターに。マーケティング・広告・宣伝・販促の専門誌を中心に数多くの執筆をおこなう。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2024/01/22 19:58 https://markezine.jp/article/detail/43409

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