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第105号(2024年9月号)
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ドワンゴが展開する、カルチャードリブンなマーケティングソリューション(AD)

BtoB企業がニコニコ超会議に参加し大反響⁉三井化学が語る、ドワンゴのソリューションを活用する利点は

 BtoB企業では、生活者との接点・コミュニケーション施策にどれだけの投資をするか、またはどんな施策を行うか、慎重な検討が求められる傾向にある。そんな中、三井化学はドワンゴのマーケティングソリューションを活用し、新たな手法で生活者との向き合い方やコミュニケーションを構築しているという。本記事ではドワンゴのマーケティングソリューション活用のメリット、それを踏まえた今後の展望などを、三井化学の西氏、緒方氏と、ドワンゴの大滝氏に聞いた。

「環境」を重視する風潮に合わせ、プロモーションを強化

MarkeZine編集部(以下、MZ):今回は、BtoB企業におけるドワンゴのマーケティングソリューション活用について伺います。まず、自己紹介をお願いできますか。

西:私は三井化学コーポレートコミュニケーション部でメディアチームのリーダーを務めています。いわゆる広報の中で、業界紙や新聞やテレビ局とのリレーションが主な役割です(現・新事業開発センターロボットソリューション室)。

緒方:私は、取材対応やプレスリリース案内などの業務を担っています。加えて社長が記者会見で話した内容を社内向けに伝えるような業務を行っております。

大滝:私はニコニコ超会議(以下、超会議)というイベントなどの出展や協賛営業のほか、ドワンゴのプラットフォームを活用したマーケティング施策の企画営業を担っています。

MZ:三井化学様は現在、どのような戦略を立てているのでしょうか。

西:広報戦略として、ここ3年は、リリースや取材などで外部への露出を増やす活動をしてきました。BtoB企業ですし、プラスチック製品や化学品は開発スパンが長く、一般消費財を扱うBtoCの企業のように、毎年どんどん新製品が出ていくわけではないので、そのままでは露出は増えません。また現在、業界において「環境」を重視する風潮が高まりをみせ、その面でも発信強化が必要と考えていました。

 昨今、プラスチックそのものも、環境負荷の面からネガティブに捉えられることが多いです。しかしプラスチックは、我々の生活に深く根差しており全く無くせるわけではないですし、私たちもリサイクル含めて適切に利用していただくことをきちんと発信していかなければならないと思っています。

三井化学株式会社 コーポレートコミュニケーション部<br />広報グループ 課長 メディアTL 西洋史氏
三井化学株式会社 コーポレートコミュニケーション部
広報グループ 課長 メディアTL 西洋史氏(現・新事業開発センターロボットソリューション室)

CMやSNSではない、生活者との新たなタッチポイントを求めて

MZ:ドワンゴのマーケティングソリューションを検討しようと思ったきっかけを教えてください。

西:BtoB企業でも、テレビCMを打っている会社はありますが、当社はテレビCMを打っていません。テレビCMは、社名を浸透させる効果はあるかもしれませんが、若い世代はそもそもテレビをあまり見ていませんし。届けたい人に届けるための費用対効果で見ると、本当に良い手段なのかと疑問に感じていました。SNSやWebを使用した効果のある施策を模索していたところに、ご提案をいただいたのがドワンゴさんでした。

MZ:どんな提案が届いたのでしょうか。

西:大滝さんから「作家で科学監修もされている“くられ先生”と一緒に化学の実験ショーをやりたいのでご一緒できませんか」とご提案をいただきました。協賛して一緒にステージを作るだけでなく、展示もご自由にしてくださいと。直感的にイメージが湧きましたし、当社が求めている「化学に興味がある人、特に今後の潜在的な購買層・採用層であるZ世代の人たちに当社をアピールしたい」ということが実現できそうな感じがしました。

 私自身は、ニコニコ動画は知っていましたが、「超会議」も、さらにコラボさせていただいた、くられ先生も知りませんでした。しかし、家族は全員くられ先生のファンで動画も見ていましたし、社内で感度のいい若手たちに聞いても反応が良かったことも後押しになりました。

MZ:ドワンゴ様の、提案内容を伺えますか。

大滝:BtoBの企業様はリクルーティング文脈で若年層への訴求に課題をお持ちでいらっしゃることは頭にあり、「理科」をテーマに企画を立てました。

 「超会議」には様々な企画ブースがあるのですが、超会議に協賛いただき、一緒に「超アリエナイ理科ノ実験」というステージ企画を作りませんか、というものです。三井化学さんとクリエイターさん合同のステージとし、そこに隣接する形で三井化学さんの展示物、体験コーナーを設ける提案をしました。

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この記事の著者

落合 真彩(オチアイ マアヤ)

教育系企業を経て、2016年よりフリーランスのライターに。Webメディアから紙書籍まで媒体問わず、マーケティング、広報、テクノロジー、経営者インタビューなど、ビジネス領域を中心に幅広く執筆。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社ドワンゴ

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2023/10/31 11:00 https://markezine.jp/article/detail/43696

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