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大日本印刷、サードパーティcookieに依存しないターゲティング広告の配信・分析サービスを開始

 大日本印刷は、デジタル広告配信ソリューションを開発・提供するシンガポールのVaticAI(バティックエーアイ:以下、Vatic)と連携。サードパーティcookieに依存しないターゲティング広告の配信・分析サービスの提供を開始する。

 同サービスでは、サードパーティcookieを使わず推定した検索キーワードに基づいたターゲティングが可能に。広告と関連性の高い配信先Webサイト、および広告に対して興味を持ちやすいWebサイト来訪者の両方をターゲティングして広告配信を行う。

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 具体的な特長として、ターゲットとなる可能性の高い人が訪れるWebサイトを選別できる点が挙げられる。Vaticが推定したWebサイト側で検索されやすいキーワードと、広告主が設定する広告との親和性の高いキーワードを照合。広告ごとに適切なWebサイト(配信先)を選定し、広告表示の効果を高めることができる。

 また各Webサイトの来訪者のうち、広告に対して行動を起こしやすい人を選別し広告を表示できる。メカニズムとして、生活者が会員サイトなどの利用時に広告用途での利用に同意して個人の属性を提供した場合、属性情報を暗号化してIDを作成し類似の属性を持つID群(コホート)として活用。これにより、広告内容に高い関心を示すことが予測される属性のコホートに限定して広告を配信することが可能だ。

 加えて、同サービスでは広告対象のWebサイトにユーザーが10秒以上滞在した段階で広告料金が発生。広告主は、購買行動などの見込みが高い来訪者に優先的に費用を使うことができる。

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MarkeZine(マーケジン)
2023/10/26 07:45 https://markezine.jp/article/detail/43904

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