テレビ番組・CMの視聴態勢データを活用したBtoB向けサービスを提供するREVISIOは、「CMクリエイティブCスコアランキングTOP20」を公開した。
同ランキングは、人体認識技術を搭載した機器でテレビスクリーンへの「注視」を測り、視聴者からよく見られたテレビCMをまとめたもの。「Cスコア」は、放送枠の平均的なCMの見られ方に対して、CMクリエイティブがいかに注視されたかを評価する指標だ。
今回は、2023年度上期にコア視聴層(男女13~49歳)が注視したCMクリエイティブを15秒CMと30秒CMに分けて作成。関東にて2023年4月から9月に初回放送があり、かつ500GRP以上出稿のCMを対象に、500GRP時点のCスコアでランキング化した。なお、同一企業が複数ランクインした場合は最もスコアが高いCMのみを掲載している。
最も注視された15秒CMは、NIコンサルティング「NI Collabo 360」
15秒CMの1位は、NIコンサルティングの『NI Collabo 360「戦国武将をDX 稟議デジタル化で機動力アップ」篇』だった。2位にはUHA味覚糖の『UHA グミサプリ「鉄の女」篇』、3位はQVCジャパンの『QVCジャパン「Qダンス」篇』がランクインした。
1位のNIコンサルティング『NI Collabo 360「戦国武将をDX 稟議デジタル化で機動力アップ」篇』のCMにおいて、最も視線を集めた瞬間は中盤の7秒目。「NIコラボ!」という掛け声とともに、出演している橋本環奈氏がアップになるシーンが最も注視された。
30秒CMでは日清食品の「完全メシ」が1位に
30秒CMでは、日清食品の『完全メシ「完全なるバランス」篇』がトップに。2位以降は新生フィナンシャルの『レイク「HOT LIMIT」篇』、花王の『アタック 抗菌EX「部屋干しゾンビ臭」篇』が続いた。
1位になった日清食品の『完全メシ「完全なるバランス」篇』で最も注目されたのは、出演している木村佳代氏が「美味しい~」と言った後にアップになるシーン。同CMは全体的に後半にかけて注目が高まる波形だった。
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