REVISIO(リビジオ)は、2022年4月から2023年2月の期間中、20~34歳の男女が注視したCMクリエイティブのランキング(レジャー施設編)を発表した。
同社では、家庭のテレビに人体認識技術を搭載した調査機器を設置し「誰がテレビの前にいて、放送内容を注視しているか」をデータとして取得。本ランキングでは、この注視データを基に算出した「クリエイティブスコア(※)」で順位付けを行っている。
※同社が開発したクリエイティブへの注視率を示す数値。たとえば、クリエイティブAのスコアが150、クリエイティブBのスコアは100だった場合、放送された番組の影響を除き「クリエイティブAはクリエイティブBの1.5倍注視された」と評価できる
ランキングTopは「USJ」
CMランキングトップは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「USJ『日本の秋には刺激が足りない。さあ、超元気特区へ!』篇」に。2位にはAmuseum Parksの「アートアクアリウム美術館 GINZA『×Dream Gate』篇」が、3位には「西武園ゆうえんち『夏のプールで大はしゃぎ』篇」がランクインした。
1位のUSJのCMでは、「秋の休みどうする?」「パーッとしたいけど、海外もねぇ」とコインランドリーで会話する友人たちに、俳優の菅田将暉が「あるでしょう、いい場所が」とUSJを紹介。同CMについてREVISIOは「音楽の使い方、アップと引きがうまく、最後まで飽きさせない展開のCMとなっていた」と評価している。
【調査概要】
パネル数:関東圏に住む約2,000世帯
対象:20~34歳の男女
期間:2022年4月~2023年2月 ※ただし、2023年1月1~3日とワールドカップ期間中の2022年11月20日~12月18日は除く
対象CM:期間中に初回放送があり、かつ250GRP以上出稿された15秒/30秒CM
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