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2022年に注視されたテレビCM/ディオール、寛容ラップ、ミンティアがトップ3【REVISIO調査】

 REVISIO(リビジオ)は、2022年の1年間で視聴者に注視されたテレビCMをランキング形式で発表した。同社では、家庭のテレビに人体認識技術を搭載した調査機器を設置し「誰がテレビの前にいて、放送内容を注視しているか」をデータとして取得。本ランキングでは、この注視データを基に算出した「クリエイティブスコア(※)」で順位付けを行っている。

※同社が開発したクリエイティブへの注視率を示す数値。たとえば、クリエイティブAのスコアが150、クリエイティブBのスコアは100だった場合、放送された番組の影響を除き「クリエイティブAはクリエイティブBの1.5倍注視された」と評価できる

注視されたCMトップは「ディオール」に

 2022年の年間CMランキングのトップはクリスチャンディオールの「ソヴァージュ『狼の群れ』篇」に。放送期間は約1ヵ月だったが、年間1位を獲得した。

 2位はACジャパンの「ACジャパン『寛容ラップ』篇」。ラッパーの呂布カルマがラップを通じ「たたくよりたたえ合おう。」というメッセージを伝える内容が、テレビやTwitterなどで話題に。3位にはアサヒグループ食品の「ミンティア『瞬感ミント打法ダンス』篇」がランクイン。Snow Manのメンバーを起用したミュージックビデオ風の映像で、本CMもTwitterを中心にネットで話題となった。

任天堂、アイリスオーヤマは複数のCMがランクイン

 上位のCMを商品カテゴリー別に見ると、飲食に関するCMが7作品と最も多く、ゲーム関連のCMは4作品がランクインした。また、企業別に見ると任天堂とアイリスオーヤマから複数のCMがランクイン。アイリスオーヤマからは、除菌ができるウェットティッシュとカメラ付き冷凍冷蔵庫の2作品が上位30位に入った。

【調査概要】
サンプル数:関東圏に住む約2,000世帯
期間:2022年1月1日(土)~12月31日(土)※ただし、テレビの見られ方が通常と異なる1月1日~3日とワールドカップ期間中の11月20日~12月18日は除く
対象CM:期間中に初回出稿かつ500GRP以上出稿された15秒/30秒CM
対象企業:2022年の年間テレビCM出稿量が2500GRP以上の企業

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MarkeZine(マーケジン)
2023/02/15 18:15 https://markezine.jp/article/detail/41362

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