CM総合研究所は、2022年度(2021年11月度~2022年10月度)のCM好感度ランキングを発表。今回のランキングは、2022年度にCMを放送した全6,833銘柄に対する男女3,000人への好感度調査の結果を基に作成している。
銘柄別CM好感度トップ10、1位は「KDDI/au」
銘柄別CM好感度ランキングのトップは8年連続で「KDDI/au」となった。2位は「リクルート/タウンワーク」3位は「ユニクロ/UNIQLO」に。
auが8連覇達成、リクルートやUNIQLOも自己最高を記録
同研究所は、各銘柄についての評価も発表。KDDIの「au」については「『三太郎』シリーズは鬼に立ち向かう三太郎らをRPG仕立てで描いた正月CMが好評で、時流を捉えた表現や『進め!そっちだ!』という前向きなメッセージが共感を集めた。神木隆之介ら出演の『意識高すぎ!高杉くん』シリーズ、広瀬アリスと鈴鹿央士が共演する料金プラン『povo2.0』のCMも展開し、いずれも多彩なキャストによるコミカルな掛け合いを通してサービスの特徴やブランド価値を親しみやすく伝えた」とコメントした。
リクルートの「タウンワーク」については「映画の撮影現場を舞台に木村拓哉と芦田愛菜が本人役を演じたCMが好評だった」とコメント。CM好感度の総合順位は前年度から21ランク上昇し、自己最高の2位にランクインした。
ユニクロも、自己最高のCM好感度を更新し、初のトップ3入りを果たした。「LifeとWear」のコピーのもと、桑田佳祐の楽曲をBGMに採用し、綾瀬はるかが出演するシリーズを引き続きオンエア。「綾瀬が犬の散歩中に出会った松下洸平、田中哲司と談笑する『ワイドパンツ』のCMなどでポイントを伸ばした」と分析している。
【調査概要】
評価対象:2022年度のCM(東京キー5局)2,645社/6,833銘柄/1万4,562作品
期間:2021年10月20日(水)~2022年10月19日(水)
方法:関東1都6県在住の一般モニター男女3,000人を対象に行った「月例CM好感度調査」の12ヵ月分より集計
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