REVISIOは、1月にクロス・マーケティングと共同で発表した「コネクテッドTV白書2023」の第二弾として、「コネクテッドTV白書実測値アップデート版」を発表した。
同資料は、CTVを評価し分析するための、意識データおよび視聴データをまとめたもの。1月の公開当初は1年ごとの更新を予定していたが、CTV視聴実態が日々変化することを受け、よりタイムリーな情報を届けるため、前回の白書での「REVISIO実測データ」部分をアップデートし、提供するに至った。
以下に、内容を抜粋して紹介する。
CTV利用世帯において、YouTubeの視聴時間が日本テレビに続いて第2位となった。Amazon Prime Videoの視聴時間もテレビ東京に迫る勢いだった。全体を通して見ると、日本テレビの視聴時間が最も長く、依然として、地上波キー局の存在感が大きいと言える。また、共視聴(2人以上でテレビを注視していた時間の割合)においては、U-NEXTがトップとなった。
注視度(テレビ前に滞在している時どれくらい注視されるか)を見てみると、視聴のタイミングやコンテンツを自分で選べる動画サービスが地上波より注視されている結果となた。有料コンテンツであるU-NEXTやNetflixが特に注視されており、AVOD(広告掲載型の動画配信サービス)の中ではABEMAの注視度が高くなった。
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