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【特集】2024年・広告の出し先

注目媒体の最新トピックス:DOOHの出稿率伸長の背景 モーメントを捉えられる唯一無二の媒体へ進化

注目の活用方法は?

──これからDOOHの活用はどのように進展していくでしょうか?

 今後活発化していくDOOHの活用方法は、大きく2つあると考えています。1つ目は、データをもとに効率的にリーチしていくというものです。LIVE BOARDのDOOHでは、先にお話ししたNTTドコモのビッグデータに加えて、天気や気温、花粉の飛散量などと連動させて配信することもできます。商材によって使えるデータの切り口はいろいろあるので、単にターゲットにリーチするだけでなく、商品やサービスに対するモチベーションが高くなるタイミングを狙って配信していくという活用がますます増えていくだろうと思います。

 もう1つは、面のインパクトを最大限に活かすというものです。面の大きさからくるインパクトはOOHならではの特徴ですし、大きな面でしか表現しきれないクリエイティブもあります。近年は、3Dクリエイティブの登場などテクノロジーの進化により「面の力」がさらに高まっており、「大きな面」が持つパワーは侮れないと感じています。

──最後に、DOOHの広告価値向上に向けた展望をお聞かせください。

 引き続き、配信面の拡大と機能拡充に取り組みつつ、並行してOOHのメジャメントの統一にも注力していきます。テレビやデジタル広告と横並びでDOOHを評価していただくためには、メジャメントの統一が欠かせません。この統一が進めば、テレビ×デジタル×DOOHをトリプルメディアとしてプランニングしていく土俵ができてくるはずです。ただ、これは我々だけでは実現できないところなので、OOH市場の各プレーヤーと協力しながら議論や検証を続けていければと思います。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2024/04/24 14:53 https://markezine.jp/article/detail/44415

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