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Robloxは顧客との新たな接点になれるか

「風雲!たけし城」でグローバルに新体験を創出!TBS GAMESがRobloxで目指すもの

 本記事では、Roblox上で「風雲!たけし城」をリリースしたTBSテレビの安田容子氏と木村健二氏にインタビュー。TBSがゲーム事業「TBS GAMES」を立ち上げた理由、そしてRobloxでリリースした「風雲!たけし城」について聞きました。

IPを活用してデジタル×グローバルで体験を提供できるゲームを

MarkeZine編集部(以下、MZ):TBSテレビが新たにゲーム事業に参入を決めた理由を教えてください。

木村:TBSグループは中期経営計画「VISION2030」を策定しており、放送事業以外での収益を伸ばしていこうとしています。そのためには、オリジナルIP(知的財産)の開発が重要課題だと考え、放送局のコンテンツとのシナジーが発揮できるIPビジネスに関して検討を重ね、ゲーム事業に本格的に取り組むべきという方針が固まりました。

 様々なビジネスがある中でゲーム事業に取り組むことに決めた理由は、TBSの掲げるコンテンツ価値の最大化を目指す拡張戦略「EDGE」に合致するためです。EDGEはExpand(拡張)、Digital(デジタル)、Global(海外)、Experience(ライブ&ライフスタイルなど体験するリアル事業)の頭文字を取ったもので、ゲームはこれらすべての要素を持っています。そのため、2023年3月にゲーム事業を立ち上げることを社内で決定しました。

株式会社TBSテレビ 木村 健二氏
株式会社TBSテレビ 木村 健二氏

グローバルとの相性が良い「風雲!たけし城」をRobloxでリリース

MZ:「TBS GAMES」の第1弾として「風雲!たけし城」をリリースされました。その背景を教えてください。

安田:TBSでは元々メタバース事業への参入を検討していました。テレビ番組を作ることに従事してきた中、どのようなコンテンツをTBSで提供できるのかゼロから議論していました。様々な企業のお話を聞く中で、Robloxの進出支援をしているGeekOutさんにお会いしたんです。

 私の子供がコロナ禍中、友達と公園で遊ぶのが難しいときにフォートナイトやRobloxに集まって遊んでいたのを見ていたので、Robloxのこと自体は知っていました。子供たちにとって、Robloxは友達と一緒にゲームもできるし、コミュニケーションも取れるそんな遊び場なんだなと思いました。そんなプラットフォームで、TBSならではのコンテンツを作れたらすごくいいなと。

 また、Robloxはグローバルで多くの方に利用されているプラットフォームなので、先ほど木村がお話ししたEDGEのグローバルの要素にも合致します。これらのことから、RobloxでTBSのゲームを作ることを決めました。

 そして、Robloxと相性の良いTBSのコンテンツを考えたときに、グローバルに接点が持てるものが必要でした。その第一候補に挙がったのが「風雲!たけし城」でした。同番組は海外でも放送され、2023年4月からはAmazon Original番組『風雲!たけし城』が、Prime Videoで世界に向けて順次配信されています。グローバルに展開しているコンテンツの中でRobloxと相性が良いと思い、Robloxで「風雲!たけし城」のゲームを開発することにしました。

 2023年7月に「TBS GAMES」を発表しており、この「風雲!たけし城」のゲームが第1弾ということになりました。

株式会社TBSテレビ 安田 容子氏
株式会社TBSテレビ 安田 容子氏

MZ:様々なゲーミングプラットフォームがある中で、Robloxの魅力は何だと思いますか。

安田:2つあって、1つはグローバルで展開しているところ。もう1つは、操作が簡単だったり他の人と協力したりするゲームが多いので、みんなでワイワイ楽しめるところですね。

木村:Robloxはメタバースの要素もあるのですが、他のメタバースの場合、空間を作って人を集めるところまですべて運営サイドでやる必要があります。しかし、Robloxの場合はすでにコミュニケーションツールとして多くのユーザーが利用していて、定常的に人が集まっている場であるというのは特長だと思います。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、20...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2023/12/27 08:00 https://markezine.jp/article/detail/44437

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